佐藤勝利、4年ぶりに“家族”と再会「奇跡と言ってもいい」 座長として豪華な差し入れも約束
timeleszの佐藤勝利が3日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われたPARCO PRODUCE 2025『ブロードウェイ・バウンド』開幕前会見及びプレスコールに、共演の松下由樹、入野自由、神保悟志、小島聖、浅野和之、演出の小山ゆうな氏と共に出席した。

『ブロードウェイ・バウンド』開幕前会見に登壇
timeleszの佐藤勝利が3日、東京・渋谷のPARCO劇場で行われたPARCO PRODUCE 2025『ブロードウェイ・バウンド』開幕前会見及びプレスコールに、共演の松下由樹、入野自由、神保悟志、小島聖、浅野和之、演出の小山ゆうな氏と共に出席した。
本作は、長年ブロードウェイの第一線で活躍したコメディ作家、ニール・サイモンの“B・B三部作”と呼ばれる自伝的作品。『ブライトン・ビーチ回顧録』『ビロクシー・ブルース』に続く完結編で、第二次世界大戦を経て青年となった主人公・ユージン(佐藤)が、家族への愛情と失望の狭間で揺れ動きながらも夢に向かう姿を描く。
初日を明日に控えての心境を尋ねられた佐藤は、「『ブライトン・ビーチ回顧録』から4年越しで、三部作目の『ブロードウェイ・バウンド』が明日、幕が開きます。緊張感もあるんですけど、お客様に楽しんでもらえるようにエネルギッシュに演じたいなと思います」とコメント。「4年ぶりに家族に再集結していただいて、温かい現場で楽しくやらせていただいていますし、今回から浅野さんと小島さんに参加していただいて、刺激をいただきながら、明日から1か月弱、一緒に舞台できることを楽しみにしています」と胸を躍らせた。
改めて、ユージンの母親・ケイトを演じる松下、父親・ジャックを演じる神保、兄・スタンリーを演じる入野の3人と家族として再集結したことが話題に上ると、佐藤は「稽古初日の独特の緊張感とか、はじめましての感じってあるんですけど、それが全くなかったので、いい空気感で稽古をさせていただきましたし、自由くんとは兄弟役で最初のせりふ合わせのときから『こんな感じだったな』と思ってうれしかったですね」と笑顔で語り、「素直に再会させていただけたこともうれしいですし、4年たってまた同じ家族が集まれることも、スケジュールでしたり、いろいろご都合でしたり(笑)、なかなかできないことだと思うので、奇跡と言ってもいいかもしれないですし、僕もご一緒できることがうれしいです」と声を弾ませた。
また、座長としてどういう意識で稽古を行なってきたか尋ねられた佐藤は「座長ということができているわけでもないと思いますし、自分もそういう風に思っているわけではないというか、キャストの1人だと思っていて、ただ自分が主役として(役を)いただいているということに関しては、現場が楽しくなったらいいなと、そういうシンプルなことは考えているんですけど、みなさんからの差し入れのほうがおいしいものばかりだったり(笑)、僕はみなさんに支えていただいているので、自分としては引っ張れているという感覚はないです」と謙遜し、浅野から「(差し入れを)何かいただきましたっけ?」と声をかけられると、「少しは出してます(笑)」と焦りつつ、「これから楽しみにしていてください。豪華なものを!」と約束した。
PARCO PRODUCE 2025『ブロードウェイ・バウンド』は9月4日~28日まで東京・PARCO劇場、10月2日~13日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演。
