お笑いコンビ・ジェラードンのかみちぃが3日、都内で行われた映画『マインクラフト／ザ・ムービー』（公開中、ジャレッド・ヘス監督）デジタル配信／4K UHD、ブルーレイ＆DVDリリース記念イベントに登壇。声の仕事への意欲を見せた。

　この日は西本も登壇予定だったが、肉離れにより急きょリモートでの参加となった。画面に姿が映ると、目元を黒くメイクした状態の西本が。会場からの呼びかけに反応しない様子とメイクから、かみちぃはボケていると勘違いしツッコんでいたが、会場からの音声が届いておらず、ネタ仕込み中の素の姿だった。自身の妻に「ママ、メイク落とし持ってきてくれない？」と呼びかける様子も映し出されており、これを知った西本は「映ってたの！？　相当恥ずかしいじゃねえか！」と叫んでいた。

　当初は、西本は同作に登場する村人姿で登場する予定だった。衣装と小道具の打ち合わせを重ねてきていたそうで、西本は「スタッフの方にルミネまで来てもらって、鼻の調整を念入りにやっていたんです。そしたら自宅ってことで……（笑）」と肩を落とした。この話を受け、かみちぃは「私服かと思われるかもしれないんですけど、私はスティーブなんですよ。村人がいてこそのスティーブ感だったと思うんですが……。単体のスティーブはあまりにも違うなと（笑）」と苦笑した。

　2人とも普段ゲームはしないとのことだが、同作の存在は「知ってました」とかみちぃ。「何でも作れる世界ってワクワクしますよね。子どものときに出会っていたら、もっとぶっ飛んだネタを作れていたんじゃないかって。その頃から発想力を高めていればね。もっと早く出会いたかった」と口にした。

　また、今回の実写映画の日本語声優は、山寺宏一や安元洋貴、生見愛瑠、HIKAKIN、狩野英孝など多方面から参加。声の仕事への興味を聞かれたかみちぃは「めちゃくちゃやりたい。若手の頃からずっと言ってます」と答え、「コントの中では変な声しか出さないので、アピールできてないんですが、実はいろいろな声を出せます。楽屋で内間（政成）さんにしか聞き取れない声でネタ合わせするスリムクラブの真栄田（賢）さんやりますね」と自らネタを披露し始めた。特徴を捉えたモノマネに、報道陣から大きな笑いと拍手が起きた。MCから「登場時より拍手が大きいですよ！」と称賛されると、「やっておいてよかったです！　ちょっとでもアピールになったんじゃないかな」と声を弾ませていた。