RYOKIの問題発覚から5か月 SKY-HIのBMSGでアーティストのコンプラ違反…「2度と起こらない様に」と宣言するも

アーティストでプロデューサーのSKY-HIが代表取締役CEOを務めるBMSGが2日、所属アーティストのedhiii boi(エディボーイ)がコンプライアンス違反に該当する事実が判明したため、同日付けで無期限の活動自粛とすることを公式サイトで発表した。SKY-HIは、2020年9月のBMSG設立時から「才能を殺さないためにも、アーティストの人間的・社会的成長に目を向ける」を理念として掲げてきた。しかし、今年4月には、BE:FIRSTのRYOKI(活動休止中)による女性トラブルが表面化。不祥事の再発防止を誓っていただけに、頭を抱える事態になった。

SKY-HI【写真:荒川祐史】
SKY-HI【写真:荒川祐史】

理念は「アーティストの人間的・社会的成長に目を向ける」

 アーティストでプロデューサーのSKY-HIが代表取締役CEOを務めるBMSGが2日、所属アーティストのedhiii boi(エディボーイ)がコンプライアンス違反に該当する事実が判明したため、同日付けで無期限の活動自粛とすることを公式サイトで発表した。SKY-HIは、2020年9月のBMSG設立時から「才能を殺さないためにも、アーティストの人間的・社会的成長に目を向ける」を理念として掲げてきた。しかし、今年4月には、BE:FIRSTのRYOKI(活動休止中)による女性トラブルが表面化。不祥事の再発防止を誓っていただけに、頭を抱える事態になった。

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 BMSGは公式サイトで「弊社所属アーティスト edhiii boi に関するご報告とお詫び」と題し、「このたび、弊社所属アーティスト edhiii boi(エディボーイ)に関して、コンプライアンス違反に該当する事実が判明したため、本日付けで無期限の活動自粛とすることをご報告いたします」と伝えた。

 edhiii boi は小学5年生の時に夏休みの自由研究で曲を作ったことをきっかけにラップを始めた。21年にはBMSGが初めて実施し、BE:FIRSTを誕生させたオーディション企画『THE FIRST』に本名で参加し、3次審査で脱落。その後、SKY-HIにデモ曲を送り、14歳でアーティスト契約。そして、22年1月12日、配信限定シングル『NO』でソロデビューを果たした。SKY-HIの思い入れも強く、次世代ラッパーとして期待されていた。

 男女混合ダンス&ボーカルグループ・AAAのメンバーでもあるSKY-HIは、同グループが活動を休止した後の20年9月、BMSG設立を発表。自身が1億円を投資し、ボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』を同年末から開催し、合格者7人でBE:FIRSTが結成された。

 SKY-HIは、BMSG設立時から「才能を殺さないためにも、アーティストの人間的・社会的成長に目を向ける」を理念として掲げてきた。現実に所属アーティストや研修生に対し、さまざまなの講習を受けさせるなど、知識、教養、礼節、常識などをつけるための取り組みを続けている。

 そして、RYOKIの女性トラブルが発覚後、4月30日のXでは「アーティストに対して積極的に教育機会を作っていたのですが、RYOKIに関しての教育は不十分であったと言えます」とコメント。その上で、「各種講座の受講や指導等があればなにがどう変わったのかは結果論なので断言は出来かねますが、事実彼だけそれ等を受講させられずここまで来てしまいましたし、それに限らず理念の通底が図られていない自覚はありました。出来る事が全て出来ていたとは思っていないですし、絶対に2度とこの様な事が起こらない様にしなくてはいけないとも強く思っています」とつづっていた。

 しかし、約5か月をへて、edhiii boiのコンプライアンス違反を発表。詳細は明確にしていないが、事務所、レーベルをあげてedhiii boiを売り出しているタイミングでもあった。現段階でコメントは出ていないが、SKY-HIのショックは計り知れない。

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