梅宮アンナ、肺炎で緊急入院時は生死の境だった「結構死にそうだったんです」
タレントの梅宮アンナが1日、都内で行われた「はなさく生命保険『I'm OK? PROJECT』トークショー」に登壇。2024年9月に肺炎で緊急入院したときの状態を明かした。

「呼吸ができない。異常な貧血状態で血が足りなくて」
タレントの梅宮アンナが1日、都内で行われた「はなさく生命保険『I’m OK? PROJECT』トークショー」に登壇。2024年9月に肺炎で緊急入院したときの状態を明かした。
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同社では、2024年3月より、じょせいの健康課題に寄り添い、自分と向き合うきっかけを提供するための取り組みとして「I’m OK? PROJECT」を進行。社会の中で個々人がさまざまな責任を担う中、女性が自分のことを後回しにしてしまう状況に対し、同社は悩みを抱える方が少しでも生きやすくなる社会の実現を目指す。
梅宮は、24年5月にステージ3Aの右乳がん(浸潤性小葉がん)と診断を受け、同年11月に右胸の全摘出およびリンパ節切除手術を受けた。がんを患ったことや治療中の状態も、自身のSNSなどを通して公表してきた。異変を感じたのは24年5月とのことで、朝シャワーを浴びて鏡を見たとき。胸のサイズが左右で明らかに違うことに気づいたのだという。そのことを自身の娘に話したところ、すぐに病院に行くよう進められ、受診したことでガンが発覚した。「5月20日に異常を感じて、30日に病院に。マンモグラフィ、エコーをしたんですが、答えがすぐにでなくて……。それは希少がんだったから。マンモグラフィにも写らないガン。国内だけなら5%と言われています」と回顧した。
病名を聞いたときのことについては「正直、小学生のとき父の肺がんの話を聞いた。親戚にもガンを患っている方が結構いたので、そんなに遠い存在じゃなかった。ガンって言われたことはショックじゃなかったですが『治療はフルコースです』と言われて、その治療の長さがショックでした」と語った。
また「髪の毛がなくなるのもショックだった。恐怖で泣いたりしていました」とも告白。主治医からは「インターネットを見ないで」と言われていたそうだが、「そうはいうものの見ちゃう。そしたら、髪の毛がない写真がいっぱいでてきて。抗がん剤やるのが嫌になっちゃった」と振り返った。前向きになった理由については「髪の毛がなくなる。手術もある。放射線もある。(治療の)重さを考えるとどんどん鬱になっていっちゃうんじゃないかなって」と前置きをし、「なぜ公表したか。それは、私の後に続く人たちに『こういうふうに治療しました』『抗がん剤をするとこうなる』と参考例を残して上げることで、心の準備をしてほしかった。そう思ってほしい気持ちが強かったです」と続けた。
この日は、24年9月に肺炎を引き起こして緊急入院したときの状態についても明かした。「今だから言えますが、結構死にそうだったんです。呼吸ができない、異常な貧血状態で血液が足りなくなって。『私死ぬのかな……』って思いました。ガンで死ぬのではなくて、身体が弱りすぎてしまって。『もう無理』ってところでお薬が効いたので大丈夫でしたが」と話した。
これまでの治療費に関する話題も上がった。父・梅宮辰夫さんが肺炎になったのをきっかけにがん保険に加入したとのことで、実際に患ってからは「2つ加入していたことで本当に助かった。『助かりました!』と言ったら、はなさくさんにお声がけいただいて」と笑顔を見せ、「実際に入っていたところからはお声はかかってないです(笑)」と言い、報道陣を笑わせていた。
梅宮は、今年の5月27日に自身のインスタグラムで世継恭規さんとの結婚を発表。5月14日に出会い、そのわずか10日後の23日に婚姻届けを提出するという「出会って10日婚」は、大きな話題を呼んだ。この日は、結婚発表後初の公の場となった。
