横山裕、『24時間テレビ』マラソンで涙の105km完走 SUPER EIGHTメンバーが見守るなか“リーダー超え”「皆さんのおかげ」

SUPER EIGHTの横山裕(44)が、日本テレビ系『24時間テレビ48』(30日午後6時30分~31日午後8時54分)のチャリティーランナーとして無事に105キロを完走した。

SUPER EIGHTの横山裕【写真:(C)日本テレビ】
SUPER EIGHTの横山裕【写真:(C)日本テレビ】

亡き母に捧げる激走

 SUPER EIGHTの横山裕(44)が、日本テレビ系『24時間テレビ48』(30日午後6時30分~31日午後8時54分)のチャリティーランナーとして無事に105キロを完走した。

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 横山のチャリティーランナー起用の理由について、『24時間テレビ48』の総合プロデューサー・宮崎慶洋氏は「昨年はやす子さんが養護施設のために走ったので、24時間テレビ全体の活動の続きとして、子どものために走っていただける方を探していました。そんな中、日本テレビ系『人生で1番長かった日』で自身の過去や弟さんが養護施設で生活していたことを話す横山さんを見て、『相談してみたい』と思いました」と説明していた。

 横山は家庭の経済環境が厳しく、弟たちが児童養護施設で生活した経験から、子どもの支援のために走ることを決意していた。横山は3歳の時に両親が離婚。5歳の時に母親が再婚し、横山に2人の弟ができた。そして、横山は家計の負担を減らすために中学を卒業後、建設会社に就職。工事現場で働きながら、ジャニーズJr.として活動していた。

 その頃、母親はがんが見つかり、入退院を繰り返すようになった。2度目の離婚もし、収入は激減。2人の弟は一時的に児童養護施設で暮らすことになり、母親は15年前に亡くなったという。

 30日午後8時11分のスタート前、その経緯などをまとめたVTRが流れ、横山はスターターとして登場していた嵐・相葉雅紀とともに号泣。そして、事務所入所が同期で親友の相葉が「頑張り過ぎずに頑張って」とエールを送り、横山は「頑張ります。俺、やります。行ってきます」と意気込んでみせた。

 走行距離は、目標とする2014年のランナーである元TOKIOの城島茂が走った101キロを超える105キロに設定された。

 31日午前6時台に実況から「つまずいたようなシーンもありまして」とアクシデントがあったことが伝えられ、休憩中には右足付近をアイシングする様子が映された横山。その後、午前8時55分には実況から「歴代のランナーの中でも1、2位を争うほどスピードが速いと練習の時にトレーナーさんが言っていましたが、かなりスピードを落として挑戦を続けています」と伝えられていた。

 疲労に襲われながら、横山は懸命に満身創痍の体にムチを打って走り続けた。ゴールの東京・両国国技館ではSUPER EIGHTのメンバーである村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義が見守るなか、無事にゴールテープを切った。

 横山はゴール後、「皆さんのおかげで完走することができました。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、「途中何回もいらん襷かけよったなと思いましたけど、完走できて本当に感謝しています。いろんな方のおかげで乗り越えることができました。そして、たくさんの方に募金していただいて感謝しています。ありがとうございました!」と続けた。

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