春風亭昇太、生放送のチャリティー笑点が「不安」 回答者の振る舞いに“本音”ポロリ

落語芸術協会の夏の研修会が31日に都内で行われ、同協会会長の春風亭昇太(65)がメディアの取材に対応。同日にオンエアされる日本テレビ系『24時間テレビ』のチャリティー笑点について、「心配なんですよ」と不安を口に。その真意は、出演者の傍若無人にあることを明かした。

春風亭昇太【写真:ENCOUNT編集部】
春風亭昇太【写真:ENCOUNT編集部】

収録と違い生放送は危険「放送禁止用語とか分かっていない」

 落語芸術協会の夏の研修会が31日に都内で行われ、同協会会長の春風亭昇太(65)がメディアの取材に対応。同日にオンエアされる日本テレビ系『24時間テレビ』のチャリティー笑点について、「心配なんですよ」と不安を口に。その真意は、出演者の傍若無人にあることを明かした。(取材・文=渡邉寧久)

 普段は、都内のホールで収録することがほとんどの人気演芸番組『笑点』。30日から放送中の『24時間テレビ』のオンエアだけは例外で、毎年生放送で行われる。

 本番を数時間後に控えた、同番組の司会を務める昇太は「不安なんですよね」と吐露。不安点を2つ挙げた。

 1つ目は「時間通りに終わらせないといけないでしょう。生放送だから。それがいつもと違うので」と、常に時間を気にしながら司会者として仕切らなけべならない生放送の難しさを口にした。

 寄席に出演する際、芸人には持ち時間があり、15分で降りるケース、13分で降りるケースなど、芸人は臨機応変に対応できる。昇太もそのあたりの時間配分は体の芯に染み込んでいるが、問題は回答者との時間配分。それを何とかうまくクリアしたとしても、回答者を見守る司会者としてはもう1つの心配のタネがあるという。

「あの人たち、言っちゃいけないこととか放送禁止用語とか分かってないですからね。それが不安で」と珍しく表情を曇らせる。

 春風亭一之輔や桂宮治といった若手は別として、三遊亭小遊三や三遊亭好楽といったベテラン勢は、自由気ままにアンサーを繰り出す面々。そのあたりを心配しての昇太の口ぶりだった。

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