アーティストでプロデューサーのSKY-HIがCEOを務め、ダンス＆ボーカルグループ・BE:FIRSTやMAZZELなどが所属するBMSGのオーディションプロジェクト『THE LAST PIECE』の第10話『Ep.10 / Go Beyond Dreams』が、BMSGのYouTubeチャンネルで29日に配信された。今回は6次審査の「ガチプロ審査」改め「VSアーティスト審査」が行われ、BE:FIRSTも初の6人体制でパフォーマンスを行った。

「クルマなしの生活なんて考えられない」…今をときめく人気俳優の愛車生活（JAF Mate Onlineへ）

（※以下、オーディションの内容に関する記述があります）

　同オーディションはBE:FIRST、MAZZELに続く3組目のボーイズグループ結成に向けたBMSGのプロジェクト。22日に放送された第9話では、挑戦者14人が挑む6次審査は「ガチプロ審査」とされ、team AのRAIKI、RUI、TAIKI、KEI、KANTA、ADAM、AOI、teamBのYUTA、KANON、REN、TAICHI、RYOTO、GOICHI、HALに分かれて課題曲の『Secret Garden』を練習していた。しかし、ラストで『Secret Garden』がBE:FIRSTの新曲であることが明かされ、『VSアーティスト審査』としてBE:FIRSTと対決することが発表された。BE:FIRSTを誕生させたオーディション『THE FIRST』の舞台となった合宿所『ほりのや』で5日間の練習に励んだ14人は、同じく『THE FIRST』の審査会場の一つである河口湖円形ホールでパフォーマンスを披露することに。

　現在ワールドツアー中のBE:FIRSTが多忙なスケジュールを縫って姿を見せると、14人は大興奮。HALは「ガチプロ審査ってこういうことか！」と驚き、TAIKIは「確かにBE:FIRSTっぽいなこの曲」と納得。KANONは「ずっと憧れていた存在であるBE:FIRSTさんと同じ楽曲で戦うということで、負けないように頑張りたい」と意気込んだ。

　BE:FIRSTのLEOは、「僕らもずっとここで4年前にやってきましたし、見ていて自分たちと重なる部分もある」と『THE FIRST』時代を懐かしみ、「VSって言っているけど、勝敗じゃない。僕たちが見せるのはカメラの向こうの人たちにどれだけパフォーマンスを見せられるかが勝負。ここではなくて、先にいる人をめがけてお互いパフォーマンスできたら」とエールを送った。

　BE:FIRSTは7月5日にRYOKIが活動を休止し6人体制になったばかり。SKY-HIはBE:FIRSTに対し、「『アーティストってこういうもんだ』という本気の違いや、“音楽で生きている人”のレベルの高さは見せてくれると思う」と期待。「彼ら（挑戦者たち）のバイブスが半端ないので、このタイミングでデビュー前特有のあの感じとしっかり向き合えるのはめっちゃいい」と語った。「6人で歌うのはこれが一発目。これが改めて再デビュー」と伝え、「戦うべきは彼ら（挑戦者）というよりは、4年前の、デビュー前の自分たちを超えに行くタイミングです。あの頃の自分たちを超えるバイブスを期待しています」と呼びかけた。

　LEOは「4年間突っ走ってきて、後ろを振り返るタイミングもなかった。僕たちができた場所、初心に立ち返って、オーディションをやっている彼らと向き合うことで、見失ってきたものを思い出せることはたくさんある。新章に入るつもりで、6人にしかでいないことがある」と語った。

　審査はトップバッターでBE:FIRSTがパフォーマンス。プロとして活躍する彼らの流れるようなダンスやしなやかなボーカルに、挑戦者たちも刺激を受けた。続けてteam A、team Bが披露し、それぞれが期待以上のステージを見せSKY-HIを興奮させた。特に同じパートを歌ったteam AのRUIとteam BのKANONに注目。RUIには「『全人類の目を全部自分に引きつけようか』みたいな、磁石みたいなオーラが出ていた。毎回本番で、一個上に行く」と評価。KANONには「めっちゃくちゃカッコイイじゃないですか！　過去イチ！」と興奮気味に語り、「BE:FIRST先輩の“本家”を見た直後だから押されないか心配だったけど、『これ僕の曲です』と言わんばかりの声の圧、パフォーマンスの圧があった。でっかい会場で歌っているあなたが見えた」と称賛した。

　次回11話では、最終審査に進むメンバーが発表される。