俳優の今田美桜が主人公・のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じるNHK連続テレビ小説『あんぱん』（月～土曜午前8時）の第110回が29日に放送され、嵩が急きょラジオドラマを手掛ける様子が描かれた。さらに大御所声優のサプライズ登場もあって、視聴者からは「声ですぐわかりました！」「朝から泣きました」と驚きの声が上がった。

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（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　のぶと嵩は引っ越しをして、のぶの母・羽多子（江口のりこ）と同居生活を始めた。そんな中、電話に出た羽多子が、嵩に来たラジオドラマの脚本の依頼を受けてしまう展開に。

　焦る嵩にのぶが謝ると、以前手がけた作品をアレンジして書き上げようと思いつき、絵を取り出した。嵩が語るストーリーに引き込まれたのぶは、子どもとお母さんの話だからと書くことをためらう嵩の背中を押す。翌日、嵩が書き上げた『やさしいライオン』がラジオから流れるのだった。

　母親を失った赤ちゃんライオンと、子どもを失ったお母さん犬の物語に視聴者からは「仕事行く直前に大泣きしてしまったやん」「そんなストーリーだとは思わなかった」「嵩があらすじを話してる最中から泣いてしまいました」などと感動の声が。

　放送後、公式Xでは「『やさしいライオン』のブルブルとムクムクの声を担当したのは、#柳沢三千代 さんと #沢城みゆき さんです」とアニメ『それいけ！アンパンマン』でカレーパンマンを演じる柳沢と、サラダ姫を演じる沢城が声をあてていたことを伝えた。

　2人の声優のサプライズ出演に、「聞いた事のあるお声だと思ったら」「名前を見つけ、『えっ!?あの!?』とワクワクしたので、とっても嬉しかったです」「沢城さんだったんだ、気づかんかった…」「ほんと豪華だな声優さん…」「そうだったのかあ！」といった驚きの声も上がっていた。