錦鯉、『ドラえもん誕生日SP』出演「天にも昇る気持ち」 長谷川は悪役、渡辺は用心棒役

お笑いコンビ・錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)が、9月6日午後6時56分からテレビ朝日系で放送される『ドラえもん 誕生日スペシャル』にゲスト出演することが29日に発表された。ドラえもんの誕生日(2112年9月3日)を祝う恒例企画で、今年は映画の世界を舞台にしたオリジナルエピソード『天空城の秘宝!~Legend of the True Hero~』が届けられる。

『ドラえもん 誕生日スペシャル』にゲスト出演する錦鯉【写真:(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK】
『ドラえもん 誕生日スペシャル』にゲスト出演する錦鯉【写真:(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK】

大のドラえもんファンが念願の出演

 お笑いコンビ・錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)が、9月6日午後6時56分からテレビ朝日系で放送される『ドラえもん 誕生日スペシャル』にゲスト出演することが29日に発表された。ドラえもんの誕生日(2112年9月3日)を祝う恒例企画で、今年は映画の世界を舞台にしたオリジナルエピソード『天空城の秘宝!~Legend of the True Hero~』が届けられる。

 今回の物語は、映画の主人公となって冒険を体験できるひみつ道具“映画缶”をめぐる壮大なアドベンチャー。トレジャーハンターに扮(ふん)するドラえもん、西部劇の保安官となるのび太、スパイ映画のエージェントとして登場するしずかが、それぞれの世界に飛び込み、スリルあふれる冒険に挑む。だが突如として映画の世界に異変が起こり、仲間たちは“天空城”の秘宝を探し当てなければ脱出できない状況に追い込まれていく。

 長谷川が声をあてるのは、しずかが入り込むスパイ映画に登場する悪役“ドクターペケ”。「監督からは、ボスらしく怪しげにしゃべって、と言われました」と語るように、秘密結社を率いるドンを怪しげに熱演したという。一方、渡辺はジャイアンが飛び込んだ時代劇の世界に登場する寡黙な“用心棒”役を担当。「用心棒はもっともっと渋く演じなくちゃと思い、かっこいい声を作るよう頑張りました」と役作りの苦労を明かした。

 実は錦鯉は筋金入りのドラえもんファン。長谷川は「“ドラえもん愛”があまりにも強すぎて、『ドラえもん』の漫画を本棚に並べて、どら焼きを飾ってたんですよ」と子ども時代の思い出を語り、渡辺も「僕も子ども時代はドラえもんのことをいちばんの友だちだと思っていました」と熱い思い入れを明かす。今回の出演について、長谷川は「子どものころからずっと見てきた『ドラえもん』の世界に入ることができて、天にも昇る気持ちでしたね!」と語り、渡辺も「いまだにドッキリじゃないよね!? という思いもあります」と喜びを表した。

 錦鯉のコメントは下記の通り。

――『誕生日スペシャル』で演じた役柄を教えてください。

長谷川「こーんにちはー! 僕はしずかちゃんが主役のスパイ映画に登場する敵役、ドクターペケを演じています。監督からは、ボスらしく怪しげにしゃべって、と言われました」

渡辺「僕はジャイアンが主役の時代劇に登場する用心棒の役です。自分自身、声は低いと思っていたのですが、用心棒はもっともっと渋く演じなくちゃと思い、かっこいい声を作るよう頑張りました」

――初めて『ドラえもん』にゲスト出演された心境はいかがですか。

長谷川 「子どものころからずっと見てきた『ドラえもん』の世界に入ることができて、天にも昇る気持ちでしたね! でもアフレコは最初どうしたらいいかわからなくて、一瞬、耳から煙が出たよ!」

渡辺「耳から煙出たら、もう終わりだよ(笑)! アフレコをやってみて痛感したのは、声をただ当てるだけじゃない。画に合わせて自分も動かないと、その声が出ないんです。声優さんの難しさを知ることができました。でも、とにかくドラえもんに錦鯉を認識してもらったことがうれしい! いまだにドッキリじゃないよね!? という思いもあります」

――お2人が出演した『天空城の秘宝!~Legend of the True Hero~』のみどころは。

長谷川「ドラえもんのキャラクターたちが映画の主役になるんです。僕も、あのひみつ道具“映画缶”がほしくなったぐらい、たまらない面白さ! ぜひ見てください!」

渡辺「1本のおはなしなのに、オムニバスのように感じられるところもあって素晴らしい作品です!」

――子どものころ、どんな思いでドラえもんを見ていましたか。

長谷川「僕はホントにドラえもんが大好きで、毎月“コロコロコミック”を買って、単行本も集めていました。“ドラえもん愛”があまりにも強すぎて、『ドラえもん』の漫画を本棚に並べて、なぜかわからないんですけど、どら焼きを飾ってたんですよ」

渡辺「なんでだよ(笑)!」

長谷川「今、考えたらホントに愛が強すぎたな、と…。床に置いた『ドラえもん』の漫画を弟がまたいだのが許せなくて、『なんでまたぐんだ!』ってケンカして親に怒られたこともありました」

渡辺「それは、置いてたお前が悪いだろ(笑)。でも、僕も子ども時代はドラえもんのことをいちばんの友だちだと思っていました。だから、ドラえもんがピンチになったときは『もうそれ以上行くと危ないよ!やめろドラえもん!』ってテレビの前で止めようとしていました」

――ほしいひみつ道具はありますか。

長谷川「いっぱいあるけど、“おすそわけガム”かな。同じガムを食べた友だちがうなぎを食べたら、うなぎの味が伝わってくるっていうひみつ道具。いろんなもの食べられるから、ずっとほしかった!」

渡辺「僕は“もちせいぞうマシン”かな。“しゅみの日曜農業セット”で部屋に田んぼを作って、もちまで味わってみたい! あと、僕は今、父と2人暮らしなんですけど、父の趣味が釣りなので、“おざしきつりぼり”を使って、涼しい室内で親父に釣りをさせてあげたいな。バラエティーの現場では、“ころばし屋”も罰ゲームに使えそう。(※“ころばし屋”は罰ゲームに使うひみつ道具ではありません)」

長谷川「僕は“コエカタマリン”もほしい! 『こ-んにちはー!』って言うだけで誰でも倒せそう(笑)!」

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください