上野樹里、夫・和田唱がミュージカル『のだめ』に約50曲書き下ろし「初めての挑戦だったと思う」

俳優の上野樹里が28日、ミュージカル『のだめカンタービレ』シンフォニックコンサート!の製作発表記者会見に出席した。

会見に登壇した上野樹里【写真:ENCOUNT編集部】
会見に登壇した上野樹里【写真:ENCOUNT編集部】

『のだめカンタービレ』シンフォニックコンサート!製作発表記者会見

 俳優の上野樹里が28日、ミュージカル『のだめカンタービレ』シンフォニックコンサート!の製作発表記者会見に出席した。

 原作は二ノ宮知子氏による累計3900万部超の大ヒット漫画『のだめカンタービレ』。2023年のミュージカルが新たにフルオーケストラで生まれ変わり、今年の9月より台湾・台北のTaipei MusicCenterと東京ガーデンシアターにて公演が行われる。実写版『のだめカンタービレ』のキャスト、のだめ役の上野樹里、シュトレーゼマン役の竹中直人が出演するほか、千秋真一役を三浦宏規が演じる。

 さまざまな形でのだめは表現されてきたが、今回、アリーナでのオーケストラコンサートということについて問われると「おもしろいことを考える人がいるんだな、と」とニコリ。

 ちょうど、前日に三浦がオケとの稽古があり、その様子をみんなで見たのだそうで、「いつの間に練習してたの、と。すごい本物の指揮で」と絶賛。「めちゃめちゃ難しいと思うんです。動きがすごくきれいだし、こうやってのだめは千秋先輩の背中を見て音楽を浴びてきたんだ、ということをみなさんにも体感していただける。フィクションなのか、ノンフィクションなのか、目の前で起こっているライブというのはこの場でしか楽しめない。またミュージカルとは違った別の臨場感があると思うので、すごいコンサートになると思います」と自信を覗かせた。

 また、本作の音楽は上野の夫である和田唱が担当している。50曲近くの曲を作ったと明かした。和田自身もミュージカルが好きだそうで、「そのシーンに合わせていろんなジャンルの音楽をミックスして融合させていくというのも、初めての挑戦だったと思うんですけども、みんなの表現力と相まって、自分もその中でお仕事ができていることが本当になかなかできない経験をさせていただいている」と語った。

 また、ミュージカルでワンフレーズだった曲もしっかりと1曲できあがっていたりと、新曲もそれぞれ歌い上げられるとのこと。

 そして「のだめの世界を知らない方でも楽しめる」と言い、「よりライブなコンサートになっていくので、お客さんみなさんと一緒に体感できる、暖かさで包まれるようなそんなすてきな音楽の時間になったらいいなと思います」と語った。

 製作発表記者会見には、上野のほか三浦、竹中、松島勇之介、有澤樟太郎、高橋健介、華優希、清水美依紗、大久保祥太郎、竹内將人、なだぎ武、ゲストピアニストの石井琢磨氏が出席した。

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