『ヒプノシスマイク』を手掛けた小説家・脚本家の百瀬祐一郎氏が原作・総合プロデュースを務める新たな音楽IPプロジェクト『デートウォーズ（DATE WARS）』が始動することが28日に情報解禁された。

　本プロジェクトは、1970年代から2000年代までの名曲に再び“息吹”を吹き込み、オリジナル楽曲とカバー楽曲、さらにドラマトラックを通じて物語を紡ぐもの。キャラクターデザインを漫画家の鳴子ハナハル市、音楽プロデューサーを動画クリエイターで音楽評論家のみの市が担当し、先祖の罪を背負った囚人たちが楽曲を武器に自由をつかみ取る物語を描くという。

　声優は乾夏寧、琴宮歩夢、近藤玲奈、瀬戸桃子、武田雛歩、橘めい、田中杏里、田中貴子、永瀬アンナ、夏目ここな、花井美春、春川芽生、水希凜、羊宮妃那の14人が参加。1970年代から2000年代の4つの年代に分かれてバトルを展開し、各年代ごとに選曲された名曲を気鋭のクリエイター陣が編曲。当時の雰囲気を残しつつ現代的なサウンドに昇華させる。

　また、プロジェクトのアンセムソングとなる第1弾楽曲『Jailbird』が8月29日に配信リリースされる。これに先駆け、28日午前10時にはミュージックビデオと本編ティザー映像がオフィシャルYouTubeチャンネルで公開。同日午後6時には、出演キャストが所属する年代について学ぶオリジナルコンテンツ『監獄授業』の配信もスタートする。

　さらに、ローンチを記念し8月28日に東京・アニメイト池袋本店でイベントを開催。イベントには近藤、春川、琴宮、夏目、瀬戸、田中（杏里）、乾、武田、水希、田中（貴子）、花井らが登壇し、会場ではアクリルスタンドやブロマイドなどのキャラクターグッズも数量限定で先行販売される。

『デートウォーズ』は今後、音楽を軸にしながらYouTubeやSNS、ファンクラブでのコンテンツ発信に加え、コミカライズ、アニメ、アプリゲーム、ライブ、映画、舞台など“360°IP展開”を目指して活動を広げていくという。