高畑充希、妊娠発表後初の公の場 シックな黒の衣装で映画『秒速5センチメートル』への思い語る
俳優の高畑充希が27日、都内で行われた映画『秒速5センチメートル』完成報告会に黒の衣装で出席。先月第1子妊娠を発表していた高畑にとって、初の公の場への登場となった。

ヒロイン役オファーに「何かの間違いだと」
俳優の高畑充希が27日、都内で行われた映画『秒速5センチメートル』完成報告会に黒の衣装で出席。先月第1子妊娠を発表していた高畑にとって、初の公の場への登場となった。
2024年11月、配信ドラマ『1122 いいふうふ』で夫婦役を務めた岡田将生との結婚を発表した高畑。結婚後初の公の場となった同年12月のミュージカル『ウェイトレス』の製作発表会見では、司会者からの「結婚おめでとうございます」という祝福に照れくさそうに「ありがとうございます」と回答していたが、この日は黒のシックな姿で登場。
そんな高畑が本作で演じるのは、松村北斗演じる主人公・遠野貴樹が小学生のころに出会い、心を通わせていくヒロイン・篠原明里。高畑は「新海さんの原作を拝見していたので私が演じる明里は、貴樹目線で言っても女神というかマドンナ的な存在。自分に話が来たときは何かの間違いだと思ったんです」と率直な胸の内を明かす。
恐る恐る話し合いに参加したという高畑は「台本をいただいたとき、リスペクトにあふれながらも、キャラクターが人間らしく浮かび上がってきて、共感できる明里でした。恐怖が8~9割だったのですが、参加する前に聞いていた座組を含め、奥山監督は10年前から一緒にお仕事をしていた方なので、そんな方に声をかけてくださったうれしさが恐怖に勝って参加しました」とオファーを受けたときの気持ちを述べていた。
いまでも「恐怖は減っていません」と語っていた高畑は、「チームの熱量が最初から最後まで変わらなかった。そんななか出来上がった作品を原作者である新海さんが喜んでくださったと聞いて、チームに参加したことが、最高の選択肢だったと思えました」としみじみ語っていた。
本作は、『君の名は。』、『天気の子』、『すずめの戸締まり』など大ヒットを記録している新海誠監督の劇場アニメーション『秒速5センチメートル』の実写映画。松村演じる主人公・遠野貴樹の18年にわたる人生の旅を描く。
報告会には、高畑のほか、松村(SixTONES)、森七菜、上田悠斗、白山乃愛、宮崎あおい、吉岡秀隆、奥山由之監督も登壇した。
※宮崎あおいの「崎」の正式表記はたつさき
