お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が25日、日本テレビ系『大悟の芸人領収書』（月曜午後11時59分）に出演。共演芸人に過去発言の訂正を求めた。

　この日は「お笑いの未来を考える会」を実施。西野の他、バッテリィズのエース、品川庄司の品川祐、ウエストランドの井口浩之、九条ジョーが集結した。

　ここで4年前に吉本興業を退所した西野は、「芸人のみなさん、今日で事務所を辞めてください」と提言。「ある年齢を越してから、例えばテレビのニーズがなくなりました、舞台の需要がなくなりましたってなった時に、社会に出た時に、みんな困ってる」と述べ、「お金の計算とかが全部分かってないから、社会人として生きたことがないから、1回、外に出てください」とアドバイスした。

　続けて、「社会でネットニュースになったら大変なことになる」と発言。「大悟さん、覚えてますか？　あなたが僕になんと言ったか覚えてますか？」と切り込むと、MCの千鳥・大悟が「4年くらい前かな。捕まってないだけの詐欺師」と苦笑した。

　これに対して、西野は「大変なことになったよ。いろんな人が離れていったぞ」とクレーム。「静かに離れた。社会ってそうなんです」と語ると、「大きいスポンサーさんとか、リスクを取りたくないから、『西野さんとお仕事してるけど、でも大悟さんが捕まってないだけの詐欺師って言ってるってことは何かある』と。サーっと離れていった時の被害デカいぞ」と説明した。

　これを受け、大悟が「そんなことになると思ってなかったからな、こっちも」と頭をかくなか、西野は「否定していただきたい。それを知っていただきたい。ポロっと言ったことでいろいろな人が離れていく」とコメント。大悟が「そうね。いい機会か」と納得しつつ、「軽はずみに笑いを取ろうと思って、西野のことを“まだ捕まってないだけの詐欺師”と言いましたが、千鳥・大悟、改めます。西野は“もう捕まることのない詐欺師”です」と返すと、「おい！　今の使われるぞ！」と声を荒げ、さらなるスタジオの爆笑を誘った。