二宮和也が日本人俳優初の快挙 主演『8番出口』で釜山国際映画祭の人気プログラム登壇…主催者「招待にふさわしい」

嵐の二宮和也が、主演を務める映画『8番出口』において第30回釜山国際映画祭の人気プログラム「アクターズハウス」に日本人俳優として初登壇が決定したと26日に発表された。

『8番出口』で主演を務める二宮和也【写真:(C)2025 映画「8番出口」製作委員会】
『8番出口』で主演を務める二宮和也【写真:(C)2025 映画「8番出口」製作委員会】

第30回釜山国際映画祭は9月17~26日に開催

 嵐の二宮和也が、主演を務める映画『8番出口』において第30回釜山国際映画祭の人気プログラム「アクターズハウス」に日本人俳優として初登壇が決定したと26日に発表された。

 2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたった1人で制作し、累計170万ダウンロード超の世界的大ヒットを記録したゲーム『8番出口』が実写映画として、8月29日に日本で劇場公開される。

 同作はカンヌ、トロント、シッチェス・カタロニアに続き、現地時間9月17日~9月26日(金)まで開催される第30回釜山国際映画祭の「ミッドナイト・パッション部門」への正式出品が決定。『8番出口』が海を越え、韓国・釜山へ渡る。

「ミッドナイト・パッション部門」は、スリラー、ホラー、アクション、ダークファンタジーなど、ジャンルの垣根を超え、挑戦する作品をラインナップしオールナイトで上映する部門のこと。オープニングイベントでは、川村元気監督とともに、“歩く男(おじさん)”に扮した河内大和がレッドカーペットを歩くことが決定した。

 また、期間中に行われる上映イベントには、主演の二宮も駆けつけ、河内、川村監督と舞台挨拶を開催することも決定。フランス・カンヌに続き、韓国・釜山の地を無限ループの世界へと誘うこと間違いなしだ。

「アクターズハウス」は、演技力だけでなく、スクリーン内外で際立つスター性を放ち、高い評価を得ている俳優にスポットをあて、俳優自身の魅力に迫るトークプログラム。過去には、『ミナリ』で、韓国人初のアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジョン、『新感染半島 ファイナル・ステージ』や是枝裕和監督『ベイビー・ブローカー』に出演したカン・ドンウォン、『太陽の末裔 Love Under The Sun』『ヴィンチェンツォ』など話題作への出演が続くソン・ジュンギなどが登壇し、チケットは毎年完売必至。そんな人気プログラムに、今回、二宮が日本人俳優初の参加が決定した。

 映画祭主催者は、二宮の選出理由として「20年以上にわたりマルチ・エンターテイナーの第一線で活躍され、日本の大衆文化や映画界に深い足跡を残してこられた二宮和也さんは、まさにその招待にふさわしい存在であり、『これ以上に素晴らしいゲストはいない』と思いました。キラキラと輝くアイドルスター“ニノ”さんを長年応援してきたファンの皆さまにとっても、また、その清いお顔から恐るべき演技者のまなざしを見つけ出した観客にとっても、今年の『Actors’ House(アクターズハウス)』は特別な意味を持つ機会となることを、心から期待しています」とコメントしている。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください