YURIYAN RETRIEVERが、2ndデジタルシングル『Venus』を9月1日にリリースすることを26日に発表した。今年7月にユニバーサルミュージックからソロアーティストとしてメジャーデビューを果たして以降、早くも新作のリリースとなる。

　新曲『Venus』は、現代のルッキズムに対する思いを込めて制作されたもので、前作『YURIYAN TIME』に続き、yonkey（Klang Ruler）と共に作詞を担当。共同作詞にはYoshio Tamamuraの名前もクレジットされている。

　YURIYAN RETRIEVERは、「『Venus』は、今のルッキズムに対する思いというか、『見た目だけで判断していろいろ言ってくる人たちが、いまだにおるな、なんか腹立つな』ってところから作っていきました。見た目のことを言ってくるやつはほっとけというよりも、魅力的な中身を強く持った人間の曲になってます。＜あーしは希少な女／きしょいなほんま＞っていう私のネタが、自分のよさに気づかない人向けに使われてて。あと、『Bad Bitch 美学 Remix』で＜一括で買ったベンツで帰宅＞って歌ってましたけど、ベンツにもう乗ってないことも言わしてもらってます。もうカッコつけないで、正直に自分を出していきますっていう思いも入ってます」とコメントしている。

　今回も、ジャケット写真はYURIYAN RETRIEVER本人による描き下ろしイラストで、楽曲の世界観をビジュアルでも表現している。

　現在は米ロサンゼルスを拠点に活動しているYURIYAN RETRIEVERだが、9月には来日も決定。リリース翌日の9月2日にはJ-WAVE『STEP ONE』（午前9時～午後1時）の12時台にスタジオ生出演し、続けてinterfm／JFN系列で全国20局ネットの『レコレール』（午後1時30分～3時55分）の午後2時時台にもスタジオ生出演が予定されている。『Venus』について本人が語るのはこの日が初となる。

　YURIYAN RETRIEVERは、2017年に女芸人No.1決定戦『THE W』で優勝、2021年には『R-1グランプリ』も制覇。Netflixドラマ『極悪女王』では主演を務め、近年は女優・アーティスト・ディレクターとして多方面で活躍している。2025年7月にはデジタルシングル『YURIYAN TIME』でメジャーデビューを果たし、本格的にソロアーティストとしての活動をスタートさせたばかりだ。