都市伝説、オカルト、秘密組織…創作の“ロマン”が詰まった『新月同行』のゲーム体験

Garenaが贈る都市でオカルトを探るRPG『新月同行』(iOS / Android)が、8月7日に日本でのリリースを迎えた。中国では2024年10月24日にリリース済みの本作は、近年、ゲーム業界に限らず創作エンタメ全般で存在感を増す“都市伝説”や“オカルト”がテーマ。プレイヤーは超常現象「超実体」を管理する『超管局』“オレンジブレイド”の指揮官として、大小さまざまな問題に直面していく。

8月7日リリースの『新月同行』【画像:(C)Garena Online】
8月7日リリースの『新月同行』【画像:(C)Garena Online】

都市でオカルトを探るRPG『新月同行』がリリース

 Garenaが贈る都市でオカルトを探るRPG『新月同行』(iOS / Android)が、8月7日に日本でのリリースを迎えた。中国では2024年10月24日にリリース済みの本作は、近年、ゲーム業界に限らず創作エンタメ全般で存在感を増す“都市伝説”や“オカルト”がテーマ。プレイヤーは超常現象「超実体」を管理する『超管局』“オレンジブレイド”の指揮官として、大小さまざまな問題に直面していく。

 漫画のハイクオリティな作画やアニメの諸々で話題が尽きない『ダンダダン』や、ホラー作家・雨穴による『変な家』『変な絵』をはじめ、都市伝説やオカルトをストーリーの主題とした作品は枚挙にいとまがない(個人的には『少年ジャンプ+』で連載中の『都市伝説先輩』がイチオシ)。ゲームでも『都市伝説解体センター』の大ヒットが記憶に新しく、『ひぐらしのなく頃に』や『レイジングループ』のような名作ノベルゲームでいわゆる“因習村”(古い因習の残る閉鎖的な村を舞台としたサイコスリラー)もテーマとされてきた。

 ただ、リッチなグラフィック&ボイスを搭載した現代的な運営型ゲームで都市伝説・オカルトをテーマとしたゲームは珍しく、筆者が『新月同行』に惹かれた理由もそれだ。よりファンタジックな世界観の方が幅広い層に受け入れられやすいという事情もありそうだが、その考察はいったん脇に置いておく。

 この手の都市伝説・オカルト系コンテンツは「怪異との付き合い方」で、ある程度の分類ができると考えている。「怪異は滅するもの/避けるもの」というスタンスや、「怪異と共生する道を探る」、「怪異を理解はできないが、そこにあるものとして受け入れる」、さらには「怪異を現代科学で解明する」などの形があるが、『新月同行』の場合は『超管局』が「超実体の捕獲と収容」を目的とするものの、必ずしも一方的に殲滅するような関係性ではなく、基本的には“共生”あるいは“受容”のパターンに近いと言えるだろう。

 そうした『超管局』の仕事を補完するのが、ちょっとした事件を戦闘・探索・討論によって解決する「都市事件」や、超実体の絡む長めのストーリー「外伝物語」だ。特に「外伝物語」では『新月同行』の世界観を深く知ることができる。さまざまな超実体が存在し、それらへの向き合い方にも特定の答えは存在しない。超実体にはまだまだ不明な点が多く、『超管局』の業務を通してキャラクターたちとプレイヤーが見識を深めていく。都市伝説・オカルト好きにとって、なんともロマンのある話ではないだろうか。

現実的かつ具体的なマップが没入感をもたらす【画像:(C)Garena Online】
現実的かつ具体的なマップが没入感をもたらす【画像:(C)Garena Online】

“読み物”としても楽しめるゲームシステム

 ゲームシステム面の話をすると、探索は2D横スクロール、バトルはターン制コマンドストラテジー。各キャラクターが1ターンに1回行動可能で、行動速度によってその順番が決まる。通常攻撃、戦術スキル、超限スキルの3つを使い分け、必殺技である超限スキルを使って敵を一気に撃破したり、味方を強力にサポートしたり、という流れとなっている。また、前線に配置する3人以外にも、サポートキャラを3人編成可能。支援ゲージを使用してサポートキャラのスキルを使えば、より奥深いバトル体験を楽しめるというわけだ。

 UIは『アークナイツ』を想起させるような、無骨だが愛嬌のあるデザイン。ホーム画面からはかなり幅広いコンテンツにアクセス可能となっている。メインストーリーや都市事件、外伝物語にアクセスするときはマップを開くのだが、このマップがかなりリアルな出来で、点在する事件やストーリーがどこか身近に感じる。都市伝説・オカルトという「実在しないが、心のどこかで『あるかも』と感じているもの」を描くゲームに、非常にマッチしたデザインと言っていいだろう。

 探索の難易度はそこまで高くなく、バトルもオートが選択できるため、ゲーム性の高くなっている最近のスマホゲームに気後れしがちな人にも向いている。多種多様な都市伝説・オカルトに、少しぶっ飛んだ仲間たちと一緒に向き合っていく。そんな“読み物”として楽しむのもおすすめだ。

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