「他の人にはない声質」でデビュー権利獲得 日本クラウン新人歌手オーデションで愛知出身の女子大生・生田瑚桃さんがグランプリ

老舗レコード会社の日本クラウンが、次世代アーティストを発掘するための「2025年 日本クラウン新人歌手オーディション」の決勝大会を24日、東京・有楽町のニッポン放送 imaginestudio(イマジン・スタジオ)で開催した。応募者2572人の中から予選(書類選考、音源審査)を通過した全25組27人が出場。同社からのデビューが予定されるグランプリには、愛知県出身で大学1年の生田瑚桃(いくた・こもも)さんが輝いた。

グランプリに輝いた生田瑚桃さん
グランプリに輝いた生田瑚桃さん

生田瑚桃さん「Mステに出てタモリさんに会いたい」

 老舗レコード会社の日本クラウンが、次世代アーティストを発掘するための「2025年 日本クラウン新人歌手オーディション」の決勝大会を24日、東京・有楽町のニッポン放送 imaginestudio(イマジン・スタジオ)で開催した。応募者2572人の中から予選(書類選考、音源審査)を通過した全25組27人が出場。同社からのデビューが予定されるグランプリには、愛知県出身で大学1年の生田瑚桃(いくた・こもも)さんが輝いた。

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 同オーディションは、三山ひろしをはじめ、田中あいみ、原田波人ら実力派アーティストを輩出しており、この日は、その3人が応援に駆けつける中で決勝大会が行われた。

 原田さんは高まる緊張感の中、昭和の名曲である『かもめが翔んだ日』(渡辺真知子)と『オリビアを聴きながら』(杏里)を披露し、グランプリを受賞した。そして、恐縮しながら言った。

「信じられない気持ちでいっぱいです。皆さん、歌がお上手な方ばかりでしたので、その中で私を選んでいただけたのは本当に光栄で、大変ありがたく思っています」

「勝因は何ですか」と問われると、「他の方にはない声質を持っていると思うので、それが勝因だったと思います」と返した。

 小学4年からプロのアーティストを目指していたという。そして、このオーディションを勝ち抜いて念願のデビューを引き寄せことで「私の夢は、聴いてくださる方に寄り添うようなアーティストになることです。皆さまに安心感や勇気を与えたいです」。その上で「武道館で歌ってみたいですし、憧れの『Mステ』(ミュージックステーション)に出て、タモリさんにお会いしたいです」と声を弾ませた。

 また、準グランプリは堀田晃平(ほった・こうへい)さんで、ニッポン放送賞は有沙瞳(ありさ・ひとみ)さんが受賞した。

 審査結果前にはゲスト3人による歌唱コーナーがあり、三山は『祗園闇桜』、田中は『NAZO with 木梨憲武・所ジョージ』、原田は『火の鳥』と、それぞれの新曲を披露した。田中は、2019年開催の同オーディションでグランプリ、原田も同じ年のオーディションで準グランプリを受賞した。

 07年の『日本クラウン創立45周年新人オーディション』で準グランプリだった三山は「あの時は緊張でいっぱいでした」と回顧。その上で「歌手になるのは、歌唱力はもちろんですが、ハートとかその思いを伝える気持ちがとても大事です。そして、歌手になった後が勝負ですので、そんなことを思いながら頑張ってください」と受賞者にエールを送った。

次のページへ (2/2) 【写真】紅白歌手・三山ひろしらに祝福される生田瑚桃の全身写真
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