『ザ・ロイヤルファミリー』沢村一樹&黒木瞳が出演決定 小泉孝太郎も登場、妻夫木聡との再会に「喜びはひとしお」

俳優の沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎が10月期のTBS系連続ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(日曜午後9時)に出演することが25日、発表された。

『ザ・ロイヤルファミリー』に出演する(左から)沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎【写真:(C)TBS】
『ザ・ロイヤルファミリー』に出演する(左から)沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎【写真:(C)TBS】

競馬の世界を舞台にした壮大な人間ドラマ

 俳優の沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎が10月期のTBS系連続ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(日曜午後9時)に出演することが25日、発表された。

 本作は、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真の小説『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮文庫刊)を原作とし、競走馬に夢を託した人々の20年間の奇跡を描く。主演は妻夫木聡が務め、物語は競馬の世界を舞台にした壮大な人間ドラマとなっている。

 主人公の栗須栄治は、大手税理士法人に勤める税理士で、妻夫木が演じる。彼の人生に深く関わる人物として、豪快な馬主・山王耕造を佐藤浩市、栄治の元恋人で競走馬の生産牧場を営む野崎加奈子を松本若菜が演じる。

 今回、新たに発表されたキャストの1人、沢村が演じるのは、耕造の宿命のライバルである椎名善弘。人材派遣会社「株式会社ソリュー」のCEOであり、冷静沈着な名馬主として知られる椎名は、耕造と激しく対立していくことになる。

 耕造の家族も本作の物語を動かす重要な存在として描かれる。黒木が演じる山王京子は、神経質で疑い深く、競馬を毛嫌いする耕造の妻。競馬から夫を引き離そうと、栗須や息子を巻き込んである計画を進めていく。一方、小泉が演じる息子の山王優太郎は、ロイヤルヒューマン社の部長であり、競馬事業を推し進める父のやり方を放漫経営と捉え、対立する立場にある。

 出演者のコメントは下記の通り。

○沢村一樹

「日曜劇場に参加させて頂く責任と喜びを噛み締めています。素晴らしいスタッフ、キャストと共に、早見和真先生原作の壮大な物語を皆様の元にお届けする一員となれた事に感謝しています。正直、私個人は競馬の世界にはそれ程深い馴染みはありませんが『競走馬の世界』は驚く程ロマンに溢れている事を知りました。スポーツやビジネスと同じく、勝つ為のセオリーは複雑です。緻密なデータによって勝利を手にする者、仲間とのチームワークで勝利を引き寄せる者。『ザ・ロイヤルファミリー』は、周りにいる家族や恋人や仲間たちと、『温かい思いを育んでいきたい!』そう思わせてくれる、家族揃って楽しんで頂けるドラマだと思います」

○黒木瞳

「馬も競馬も大好きな私としては、待ってました! のドラマです。GIレース優勝を夢見る夫を持つ妻のお役ですが、夫を支えるどころか冷ややかに見守っていく姿に哀愁さえ感じました。競走馬をとり巻く人間ドラマであり、夢と希望を未来へと継承していく壮大なドラマに参加させていただけることをとても光栄に思っております。出演者としても、視聴者としても、大変楽しみなロイヤルファミリーです。“Boys, be ambitious like this old man”この老人の如く、少年よ、大志を抱け! というクラーク博士の言葉を思い出してしまうような物語でもあります。みなさまどうぞお楽しみくださいませ」

○小泉孝太郎

「台本に『人馬一体』という言葉が出てくるのですが、すごくいい言葉だなと思いました。競馬が好きな方はもちろんですが全く競馬をされない方でも、ヒューマンとロマンが重なり合った素敵な作品としてご覧いただけると思いますし、そんな作品に出させてもらえることに非常に喜びを感じています。佐藤浩市さんの息子役なので緊張しますが、『ザ・ロイヤルファミリー』の世界観を素敵な親子像として描けるのではないかと思っています。また、妻夫木さんとも久しぶりに再会でき、若いころとはまた違った思いで臨め、喜びはひとしおです。日曜劇場ならではのエネルギーや、人の純粋な思いが詰まったヒューマンドラマですので、ぜひご覧いただき温かい気持ちになっていただけると嬉しいです」

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