石原良純、ロケ現場でクマと遭遇「パッと見たら10m先に」 駆除への抗議に「自分の街にいたらどうすんだ」
タレントの石原良純が23日、関西テレビ『ドっとコネクト』(土曜午前11時20分)に出演。番組では熊の出没地域が全国に拡大し、襲われて犠牲になる人も出ている問題を取り上げた。

関西テレビ『ドっとコネクト』に出演
タレントの石原良純が23日、関西テレビ『ドっとコネクト』(土曜午前11時20分)に出演。番組では熊の出没地域が全国に拡大し、襲われて犠牲になる人も出ている問題を取り上げた。
気象予報士でもある石原は、ヒグマを観察したり、観光資源となっている知床と他は別で考えるべきと前置きした上で「熊に話を聞きたい」と発言。「山で何が起こってるのか。よく『里山がなくなって境界線があいまいになってしまった』って言われてるけど、でも、やっぱり僕は山の中で何かが起こってんじゃないかと思うね。鹿が増えすぎたのかもしれないし、木の実が取れないのかもしれないし。でも、2023年なんですよ。一昨年からこういう話が結構出てきて。これだけ急激に気候が変わってる時期と僕は一致してるような気がするんですよね」と持論を展開した。
冬眠しない熊が出て来たという話に対しても、石原は「冬眠しないっていうのも気温の問題だし、そうするとエサの取り方も変わって来るし」と見解を示した。
駆除への抗議も問題となっている。観光資源の熊と、人里で人間に危害を加えてくるような熊と扱いが変わってくるのは当然、現実だとした石原は「そういう中でこんなとこに文句言ったって。じゃあ、自分の街に、そこに熊がいたらどうすんだっていう」と厳しい口調で話した。
石原も一昨年、ロケで初めて熊と出くわしたと明かした。「(今まで)そんなことなかった。温泉場の近くのとこで。『熊がいますよ』って観光協会の人が(言って)、パッと見たら10メートル先にポコッといたんです」と振り返った。「こっちは20人ぐらいいて、(その場に)サンドウィッチマンがいたんで、『うしろに隠れりゃ、オレは助かると。オレは助かると思った」とジョークで笑わせた。MCの石井亮次アナウンサーから熊の行方を確認されると、石原は「やっぱり怖がってパーッと逃げて行きましたね」と話した。
