染谷将太、方向音痴明かす「控室まで絶対に帰れない」 マネジャーも「たぶん俺のこと見えてない」

俳優の染谷将太が20日、都内で行われた映画『ベートーヴェン捏造』(9月12日公開)のプレミアムナイトイベント内の舞台あいさつに登壇した。自身が極度の方向音痴であると明かした。

セレモニーに出席した染谷将太【写真:ENCOUNT編集部】
セレモニーに出席した染谷将太【写真:ENCOUNT編集部】

映画『ベートーヴェン捏造』のプレミアムナイトイベント

 俳優の染谷将太が20日、都内で行われた映画『ベートーヴェン捏造』(9月12日公開)のプレミアムナイトイベント内の舞台あいさつに登壇した。自身が極度の方向音痴であると明かした。

 捏造して消したい過去などを問われて染谷は「トイレから戻れない」と悩みを吐露。「方向音痴がすごくて。現場で色んな場所をお借りするんで、色んなところに行って、その場で色んなお手洗いをお借りする。行くと、控室まで絶対に帰れない。(撮影チームの周囲から)いなくなっちゃう。だいたい迷子になって戻れない」と明かした。

 マネジャーは付き添わないのかと問われて「(マネジャーなども)だいたい『気づいたらいなくなっちゃう』とよく言われる。たぶん俺のこと見えてない。迷子になっちゃう」と繰り返した。

 同じ問いに古田新太は「20代のときに舞台やってまして。その頃、舞台袖でタバコ吸っても平気だったんですよ」と切り出し、「次のシーンの着替え待ちでパンツ一丁で、袖でタバコ吸ってたんですよ。で、主役の渡辺いっけいさんが、無音の中、筋斗雲にのってるんですよ。『西遊記』をやっていて。僕は三蔵法師だった。そこに出ていって孫悟空と戦わないといけなかった。けど、こちとらタバコ吸いながらパンツ一丁。しょうがないから、袈裟だけ付けて出ていった(笑)。パンツ一丁に袈裟だけ付けて。それ、すっげー演出家と作家に怒られた。『お前には二度とタバコ吸わせない』って(笑)」と回顧。

 古田は、タバコを吸う暇を与えないためか「次の芝居で、ヒーローとヒールの両方をやらされた。袖に入ったら必ず着替える。そういうことをされた」と語りつつ、「まぁ、一本吸いましたけどね」とニヤリと笑った。

 同イベントには、主演の山田裕貴、神尾楓珠、前田旺志郎、小澤征悦、小手伸也、野間口徹、関和亮監督も出席した。

 同作は、かげはら史帆が手がける歴史ノンフィクション『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』をベースにした実写映画。19世紀・ウィーンで巻き起こる、秘書・シンドラー(山田)とベートーヴェン(古田)を中心とした音楽史上最大のスキャンダルの真相に迫る。脚本はバカリズム。

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