グラビアアイドルでタレントの磯山さやかが19日、日本テレビ系『上田と女がDEEPに吠える夜』（火曜午後11時59分）に出演し、HSPであることを公表した。

　HSPとはHighly Sensitive Personの略称で、生まれつき感受性が高く敏感な人のこと。

　磯山は「小さい頃から音とか匂いにすごく敏感で。人の匂いだったり車の匂いとか、電車の匂いもそうですし。あと、人の感情をすごく読み取っちゃうので、ずっと生きづらいな。でもこれ、性格だから仕方ないのかなと思っていた」と発言。「ある時、HSPの（診断）テストがあったんで、それをやったらすごい（合致度）が高くって。あ、私HSPなんだ……みたいな。そこで気付きました」と告げた。

　これを受け、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が「磯山さんとかも、結構、人の顔色が気になっちゃうタイプなの？」と聞くと、磯山は「ずっと気になってます」と即答。「例えば、新幹線の隣に座っている人の感情さえも色々考えちゃう」と例を出し、「知らない人でも、今、私が隣に座ったことで、本当はゆっくり座りたかったのに、人が座ってるじゃないかとか。私が悪いんじゃないかって思ってきちゃう」と打ち明けた。

　また、「テレビの収録のスタジオの前に、1回集まる場所があるじゃないですか。前室みたいな」と切り出すと、「あそこがめちゃめちゃ苦痛で……」と告白。「しゃべってなかったらしゃべってなかったで、なんか思われてるんじゃないかって。『全然、話に入ってこないじゃん』みたいな」と述べ、「で、話しかけられた時にどう返そうかなって考えてるから、頭の中ではめちゃくちゃ会話してるんですよ、みなさんと……」と続けた。

　ここで共演のオアシズ・大久保佳代子が「自分から会話にいくってことができない？」と問いかけると、磯山は「できないです。私が話しかけたらびっくりするんじゃないか。『あれ？』って思われるんじゃないかって思うんで……」と返答。「がんじがらめだね」との反応には「そうなんですよ」と苦笑し、「もう前室の時点で収録1本終わってるんですよ、私の中で。ヘトヘトなんですよ」と明かした。