Snow Man宮舘涼太、クセ強キャラで映画単独初出演 水上恒司が“うさん臭さ”絶賛「誰がやっても絶対に難しい」

Snow Manの宮舘涼太が19日、都内で行われた映画『火喰鳥を、喰う』(10月3日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。映画単独初主演を務めた水上恒司、山下美月らとトークを繰り広げ、撮影の裏話を披露した。

イベントに登壇したSnow Manの宮舘涼太【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇したSnow Manの宮舘涼太【写真:ENCOUNT編集部】

浴衣姿で登場「シャッターチャンスです」

 Snow Manの宮舘涼太が19日、都内で行われた映画『火喰鳥を、喰う』(10月3日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。映画単独初主演を務めた水上恒司、山下美月らとトークを繰り広げ、撮影の裏話を披露した。

 豪華キャスト陣が本作をイメージした浴衣姿で登場すると、宮舘は「シャッターチャンスです」と決め顔。他のキャストより2週間遅れでクランクインしたことを説明すると、「出来上がっているチームの中にインさせていただいたので、夏休み明けの転校生のような気持ちでした」とジョークを飛ばし、会場を笑いに包んだ。

 映画単独初出演でクセの強い超常現象専門家・北斗総一郎を演じ、「北斗は自分にとって難しい役柄でした」と切り出すと、クランクイン初日に撮影したカフェのシーンを回想。「すごい長ぜりふだったんですが、監督に『ひと回しでやらせてください』とオーダーして撮らせていただきました。挑戦させていただく役柄だったので、すごく光栄に思います。一丸となって作った作品なので全部受け取って帰っていただきたいです」と思いを伝えた。

 熱演を見届けた水上は、「誰がやっても絶対に難しいと思う、あのうさん臭さというものは。『説得力を持たせたい』とずっとおっしゃっていて、うさん臭さと説得力のあんばいは難しかったのではないか。ダテさん(宮舘)が作り上げた北斗が正解でしかない」と絶賛。宮舘は「うさん臭さと説得力を出すために、今回は眉毛の演技にも挑戦しています。是非、その様子もご覧いただけたら。笑わないでくださいね」とアピールした。

 記者役で出演した森田望智が「ダテ様(宮舘)のせりふは説明が多かった。なぜ一連で撮ってほしいと思ったんですか?」と質問すると、宮舘は「自分の間合いでせりふを覚えさせていただいた」と言及。「演技の技術があまりないと思ったので、全部、音でせりふを覚えるようにしていた。自分のリズムだったり、説得力という部分でここは強調して言いたいと、そういう間合いを監督と相談して一連で撮らせていただきました」と明かし、自宅で行ったせりふ入れの様子を再現した。

 同作は、原浩氏による第40回横溝正史ミステリー&ホラー大賞受賞作『火喰鳥を、喰う』を実写映画化。監督を務めるのは、『空飛ぶタイヤ』(2018年)、『シャイロックの子供たち』(23年)などを手がけた本木氏。脚本は『ラーゲリより愛を込めて』(22年)などの林民夫氏が手がけた。

 物語は、信州で暮らす久喜雄司(水上)と夕里子(山下)の元に戦死した先祖の久喜貞市の日記が届くところから始まる。最後のページにつづられていたのは、「ヒクイドリ、クイタイ」の文字。日記を読んだ日を境に、幸せな久喜夫婦の周辺で不可解な出来事が起こり始める。超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘)を加え真相を探るが、その先に現れたのは驚愕の世界だった。「死者の日記」から始まったのは、“事件”か、あるいは“怪異”か。原作同様、全く先読みのできないミステリーホラーが誕生する。

 舞台あいさつには、豊田裕大、本木克英監督も参加した。

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