【RIZIN】伊藤裕樹、フライ級GP総選挙で落選 1回戦で強豪外国人に勝利も…「正直頭が真っ白です」と涙ぐむ
格闘技イベント「RIZIN」は19日、都内でフライ級グランプリ総選挙を開催し、準決勝進出者4人と対戦カードを発表。投票の結果、1回戦の勝者5人の中から伊藤裕樹(28=ネックスイチムエ)の脱落が決定した。

地元愛知での準決勝出場かなわず
格闘技イベント「RIZIN」は19日、都内でフライ級グランプリ総選挙を開催し、準決勝進出者4人と対戦カードを発表。投票の結果、1回戦の勝者5人の中から伊藤裕樹(28=ネックスイチムエ)の脱落が決定した。
フライ級グランプリは、当初の8人から後日2人の追加参戦が発表され、計10人がエントリーした。1回戦は5試合が行われ、準決勝に進めるのは4人。勝者の中からファンや記者、有識者の計101人の投票によって1人が脱落する異例のシステムが採用された。先月27日に「超RIZIN.4」で行われた1回戦ではアリベク・ガジャマトフ、神龍誠、伊藤、扇久保博正、元谷友貴がそれぞれ勝利。今回、5人がふるいにかけられた。
投票は、選手それぞれが壇上で3分間演説を行った後、準決勝で見たい対戦カードを2回に分けて投票する方式で行われた。1回目の投票ではガジャマトフ―扇久保のカードが決定。2回目の投票で、元谷―神龍のカードが決まった。伊藤は直前に涙ながらにスピーチをして投票を訴えたが脱落した。
伊藤は1回戦で、昨年末に堀口恭司とタイトル戦を争った実力者のエンカジムーロ・ズールーと対戦。得意の打撃で終始主導権を握り、3-0の判定で勝利していた。地元・愛知での準決勝に意欲を燃やしていたが投票によって脱落。コメントを求められると「正直頭が真っ白です。地元名古屋で試合がしたかった。僕のことが嫌いでも、RIZINのことは嫌いにならないでください」と涙声で語った。
準決勝のカードは以下の通り。敗退した伊藤はリザーバーに回る。
○アリベク・ガジャマトフ―扇久保博正
○元谷友貴―神龍誠
