オダギリジョー、クセ強キャラの90%は麻生久美子が命名「友達の子どもにそういう名前いるんだよって」
俳優のオダギリジョーが18日、脚本・監督・編集・出演を務めた映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(9月26日公開)の完成披露試写会に登壇。本作に登場するキャラクターの名前の90%は、同作にも出演する麻生久美子が命名したと明かした。

映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』完成披露試写会
俳優のオダギリジョーが18日、脚本・監督・編集・出演を務めた映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』(9月26日公開)の完成披露試写会に登壇。本作に登場するキャラクターの名前の90%は、同作にも出演する麻生久美子が命名したと明かした。
今作は2021年にNHKで放送されたオダギリが脚本・演出・編集を務めたオリジナルのテレビドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』の劇場版。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)だけには、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさんに見えてしまう(一平以外の人間には犬に見えている)、しかもその着ぐるみのおじさんオリバーをオダギリジョー自身が演じるという奇抜な設定。本作では、ドラマ化発表時から話題を呼んだ“クセ強キャラ”たちがスクリーンの外でも再集結する。
同作には癖が強いキャラクターが多数登場するが、どういった時にそのキャラクターが思い浮かぶのかと質問が上がった。オダギリは「基本的にはまず役者を決めますね。この人に出てもらいたいなっていうのを決めた後に、その人にどういう役をやってもらいたいかという考え方をする」と説明。続けて、「かと思えば、麻生さんとかは、もう本当に最初からあの麻生さんの面白さを引き出すために作ったような役」と明かした。
また、「90%キャラクターの名前は、麻生さんに決めてもらってるんですよ」とも告白。「(麻生に)『それってどういうつもりで付けてるの?』って聞くと、『うちの友達の子どもにそういう名前いるんだよ』とか、例えばですけど。麻生さんから聞くヒントを膨らませてるみたいなこともよくありますね」と麻生の協力も得て作品を作り上げたと話し、「僕、名前付けるのに興味がなくて」と佐藤浩市演じるコニシは自身で付けたものの、その他のキャラクターも脚本を一緒に作ってるチームの人間が付けていることを明かした。
イベントでは、本作キャッチコピー「世の中には不思議があふれている」にちなみ、自身の周りに起きた不思議な出来事を披露する場面も。
麻生は「不思議なのは、ずっと同じ場面というか風景が頭の中になんかたまに出てくるんですけど、今じゃないんですよ。だから前世かなと思っていて」と自身の体験について語り始め、「布団に寝ていて、寝ている自分から見える景色が窓があって、その奥にブロック塀があって、じゅうたんが赤くて……。だから多分ずっと寝てたんだろうな。いつもそれが出てくるから、なんか前世の記憶かなあって思う」と説明すると、オダギリから「あの映画を見る前に興味深い話するのやめてください」とつっこまれていた。
