デビュー2周年のn.SSign、“思い出深い”横浜でファンミ「山あり谷あり、苦難困難があって今ここまで」

多国籍ボーイズグループ・n.SSignのデビュー2周年を記念したファンミーティング『n.SSign 2nd ANNIVERSARY FANMEETING ’2&SSign’ in JAPAN』が16日、神奈川・パシフィコ横浜で開催された。新曲『Itty Bitty』はもちろん、オーディション時代の懐かしい楽曲も披露。COSMO(n.SSignファンの総称)を大いにわかせた。同ミーティングは2部制で、ENCOUNTは1部の模様をレポートする。

デビュー2周年記念のファンミーティングでパフォーマンスを披露するn.SSign【写真:(C)nCH Entertainment】
デビュー2周年記念のファンミーティングでパフォーマンスを披露するn.SSign【写真:(C)nCH Entertainment】

1部の模様をレポート

 多国籍ボーイズグループ・n.SSignのデビュー2周年を記念したファンミーティング『n.SSign 2nd ANNIVERSARY FANMEETING ’2&SSign’ in JAPAN』が16日、神奈川・パシフィコ横浜で開催された。新曲『Itty Bitty』はもちろん、オーディション時代の懐かしい楽曲も披露。COSMO(n.SSignファンの総称)を大いにわかせた。同ミーティングは2部制で、ENCOUNTは1部の模様をレポートする。(取材・文=近藤加奈子)

 会場に集結した大勢のCOSMOが胸を高鳴らせる中、『Shake & Bake』でキックオフ。全員がタイトな黒い衣装で登場して色気を振りまいた。1曲目を終えたところでメンバーはすぐに「COSMO!」と呼び掛けた。カズタは「n.SSignデビュー2周年を迎えました」と話し始め、「デビュー前ここ(パシフィコ横浜)で公演してますよね?」と、2022年に開催した『”n.CHworld Live 2022″ in Japan』を回顧。昨年も横浜BUNTAIでファンミーティングを開催したことから、「横浜は思い出深い場所なので、ここで2周年のファンミーティングができるのをうれしく思います」と話した。

 自己紹介では、ヒウォンが「僕はn.SSignのわんぱく……あっ!」とハンジュンのフレーズを間違って言いかけた。すぐに照れながら「緊張してる(笑)」と言い直すと、会場からは「かわいい」の声が続出した。ハッピーなムード高まる『Melody』『Need U』を2曲続けてパフォーマンス。ファンミーティングぴったりなセットリストにCOSMOは幸せいっぱいの表情だ。

 歌唱後のトークでMCから「貫禄が出てきてる」と言われ、カズタが「誰が一番出ています?」と前のめりになって客席の笑いを誘った。続けて「昨年からどんな1年でしたか」と聞かれ、カズタは「簡単ではなかった1年だったなと思います。たくさんの山あり谷あり、苦難困難があって今ここまで来たので無事2周年を迎えることができて良かったなと思います」と実感を込めた。

 その後、トークとゲームを合体させたコーナーがスタート。メンバーへの質問の色で分けられた5色の風船を客席に流し、COSMOがメンバーに答えてほしい色の風船をステージにトスしていく。実際にゲームが始まると、客席の頭上にカラフルな風船が飛び交い、会場は大盛り上がり。COSMO同士で協力した結果、質問は黄色の風船の『メンバーのイケメン伝説』、青の風船の『2年間でたまった不満を言いたい』に決定した。

 そして、『メンバーのイケメン伝説』に問いに、カズタは「お風呂上がりめっちゃセクシーな男がいるんですよ」と言うと、ヒウォンが「俺のこと言わないで!」とリアクション。カズタは微笑みながら「イケメンだけど違う(笑)」と言いつつ、「ソンユン」と答えた。その理由は「鏡の前でスキンケアしているところがかっこいい」と明かした。

 青い風船の『2年間でたまった不満を言いたい』では、ロレンスはドハとハンジュンに対して「直してほしいところがある」とぶっちゃけた。それは「翌日、本当に早く起きなきゃいけない日には、夜中の2時くらいに歌を歌わないでください」で、ドハは「MUSIC IS MY LIFEですから」とグループのメインボーカルとしてかわいく反論した。

 ペンライトを使用したゲームでは、メンバーの2択質問にCOSMOがペンライトの色(黄色と白)で応えるチャレンジを実施。会場全体が白の光で埋め尽くされるのを目指す中、ドハは「ドハはアイスクリームが好きは白、ドハはアイスクリームが好きじゃないは黄色」とCOSMOに伝えた。すると、大半が白を光らせたが、黄色の光も散見。ドハは「ひどい(泣)。(日本に来て)めちゃくちゃ、アイスを食べました。モナカとか。チョコが入ってるやつ」とアイス好きをアピールした。そして、ソンユンが「僕が好きなのはCOSMOかn.SSignか。白がCOSMO、黄色がn.SSign」と話すと、会場から「え~っ」と困惑の声が一斉に上がり、ペンライトを点滅させるCOSMOが続出。実際にどう思うのかと聞かれたソンユンは、「COSMOはもっと上だから」と言って観客を安心させた。

 ゲームで一体感を高めた後、メンバーたちはいすに座りながら『Pit a Pat』と『Woo Woo』を歌唱。『Pit a Pat』は『Roller Coaster』の原曲バージョンで、リラックスムードたっぷりに歌うメンバーの姿をCOSMOは優しい顔で見つめた。そして、カズタが「盛り上がっていきましょう!」と呼び掛けてCOSMOが総立ちになると、全員で『SPICE』を披露。終盤でロビンが客席に向かって水掛けをすると、COSMOは驚きつつも大興奮。そのリアクションを喜んだロビンは「愛をあげたからね」と言い、微笑んだ。

ファンへの感謝を伝えるn.SSign【写真:(C)nCH Entertainment】
ファンへの感謝を伝えるn.SSign【写真:(C)nCH Entertainment】

COSMOに誓いの言葉

 兄組(カズタ、ソンユン、ドハ)と弟組(ハンジュン、ヒウォン、ロレンス、ロビン)と2チームにした対抗戦のゲームも実施した。しかし、両チームとも不正解で引き分けとなったため、全員で罰ゲームとして「愛きょうを披露」することに。COSMOの「せーの」の掛け声で各自がオリジナルの愛きょうを見せると、その度に会場は黄色い声に包まれた。

 その後、最後のライブセクション突入。『Hold Me Tight』をしっとりと歌唱する中、ドハ、ロレンス、ヒウォンが日本語でCOSMOに感謝の手紙を読み上げる演出を展開した。モニターには手書きの日本語の手紙が映され、COSMOは感情を抑えきれず涙を流した。

 そして、会場の雰囲気を一転させ、EXOの『Wolf』を力強くカバー。続けてn.SSignが誕生したオーディション番組『青春スター』で披露したSHINeeの『Love like Oxygen』もカバー。COSMOの歓喜を確認すると、カズタは「皆さんびっくりしましたか?」と会場を更に盛り上げ、最新曲『Itty Bitty』でCSOMOと一体になりながらフィナーレへ。最後のあいさつでは、カズタはユーモアを交えて言った。

「こうやって思い出のこの場所で公演することができて非常に光栄に思っています。(この先)3周年じゃなく、20周年になるかもしれないし、腰がこうなりながら(曲げるジェスチャー)も頑張ります!」

 COSMOはこの言葉を信じ、今後もn.SSignとともに歩んでいく。

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