“パッキャオ2世”23歳のホープが元2階級王者を8R・TKO 亀田興毅氏が太鼓判「次は世界前哨戦に」
「3150×LUSHBOMU」の契約選手でボクシングの東洋太平洋バンタム級王者・IBF世界バンタム級8位ケネス・ラバー(23=フィリピン)が17日、フィリピン・マニラで元2階級制覇王者ルイス・コンセプシオン(39=パナマ)に8R・TKO勝ちを収めた。

ケネス・ラバーがコンセプシオンに勝利
「3150×LUSHBOMU」の契約選手でボクシングの東洋太平洋バンタム級王者・IBF世界バンタム級8位ケネス・ラバー(23=フィリピン)が17日、フィリピン・マニラで元2階級制覇王者ルイス・コンセプシオン(39=パナマ)に8R・TKO勝ちを収めた。
“パッキャオ2世”とも称されるラバーは1Rからコンセプシオンとのスピード差を見せつけると、2、3Rと続けざまにダウンを奪った。
その後に一気に畳みかけたいラバーだったが、コンセプシオンの老獪なテクニックにいなされ、時折コンセプシオンの右ストレートを被弾する場面もあった。
膠着状態だったが、8Rにラバーは独特のステップワークから左フックをクリーンヒットさせると、さらに左ストレートを直撃させレフェリーが試合をストップした。
勝利したラバーは「今日は倒すのに時間がかかったけど勝てて良かった。プロモーターのジェリー・ペニャロサと亀田興毅さんには感謝しています。これからも世界王者を目指して頑張っていきます」と殊勝に口にした。
ラバーのプロモーター・マネージャーを務める二階級制覇王者のジェリー・ペニャロサと共同プロモーターを務めた亀田ファウンダーは「今日のラバー選手は、相手を仕留めるまで時間がかかってしまいましたが、2階級制覇王者で経験豊富なコンセプシオン選手との試合を通じて色々と勉強したと思います。でも所々にラバー選手の持っているポテンシャルの凄さが感じられました。次の試合は世界前哨戦になると思います。今日の経験を生かして、世界戦をアピールする試合をしてもらいたいですね」とラバーの次の試合への期待を語った。
