ドラマやCMで話題の17歳・藤崎ゆみあ、初欧州初日から崩さなかったルーティン「買えば安心」
俳優の藤崎ゆみあは、今年12月12日に自身初となる1st写真集の発売が決定した。2023年のデビューから3年、全国高校サッカー選手権の応援マネジャーやオロナミンCのCMと“若手俳優の登竜門”を経験し、目標の一つに掲げていた写真集にどのような思いを込めたのか。

1st写真集の撮影地は初欧州のギリシャ
俳優の藤崎ゆみあは、今年12月12日に自身初となる1st写真集の発売が決定した。2023年のデビューから3年、全国高校サッカー選手権の応援マネジャーやオロナミンCのCMと“若手俳優の登竜門”を経験し、目標の一つに掲げていた写真集にどのような思いを込めたのか。(取材・文=小田智史)
2023年7月期の日本テレビ系連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』でドラマデビューを飾り、その後に2023年度の高校サッカー選手権応援マネジャー、2024年にはオロナミンCのCMと数々の人気俳優を輩出してきた“登竜門”を経験。今年に入り、TBS系連続ドラマ『イグナイト』、NHKプレミアムドラマ『照子と瑠衣』、Netflixシリーズ『イクサガミ』(11月公開予定)とその勢いは増している。
その中で、自身初となる写真集『藤崎ゆみあファースト写真集(仮)』が決定。「写真集は高校生のうちにやりたいと思っていた一つだったので、高校3年生というタイミングで、ものすごくありがたいお話でした」と弾けるような笑顔を見せる。
撮影地はギリシャ。所属する事務所名(METEORA)と同じメテオラと、首都アテネを訪れ、6月に1週間をかけて絶景の中で瑞々しさとあどけなさ、大人びた表情を収めた。訪れた修道院は、メガロ・メテオロン修道院とヴァルラーム修道院。展望台という名の岩場から夕陽を眺め、メテオラが見える部屋にも泊まったという。
「これまで海外は韓国しか行ったことがなく、フィンランド、スイスなどヨーロッパ圏にずっと行きたかったので、ギリシャに行けて感激でした。崖の上にそびえた立つ修道院に唯一無二感がありました。日本とは全然違う街並みは歩くだけでもとても楽しくて、ギリシャの方々もおおらかで、何もかも時間がおだやかに流れている様は心地が良かったです。ギリシャ語で現地の方にお礼を言うことを目標にしていたので、積極的に言葉を覚えてお店の方との会話も楽しみました」

本場のギリシャヨーグルトを堪能
ギリシャの6月は夏季。ロケ中は快晴で日差しが強く、毎日気温が約38℃まで上がり、日焼けしてしまったことを明かす。
「ギリシャは、当たり前のように毎日晴れていて暑かったです。みんなタンクトップみたいな感じでした。日は強く照っているし、空気も乾燥していたので、日本とは違う暑さで、とにかく焼けました。日傘をほとんどささずに歩いていたので、それは焼けるよなと(笑)。でも、すごく楽しくて。暑かったですけど、まだ耐えていました」
ギリシャと言えば、日本産よりも「水分が少なくて硬い」のが特徴とされるギリシャヨーグルトが有名。ヨーグルトに目がない藤崎は、ギリシャでの日々で本場の味を存分に堪能したという。
「私はヨーグルトが大好きで、朝はバナナヨーグルトを食べないと始まらないです(笑)。もともと好きで、小さいころから身近にあるもの。でも、特にこの1、2年で生活の一部として溶け込んでいきました。牛乳、豆乳、他の乳製品も好きですけど、ヨーグルトを買えば安心というところはあります。ギリシャの到着したその日の朝、メイク前に『とりあえずヨーグルトが食べたいです』と買ってきていただいて、そこからヨーグルトの旅が始まりました。朝ヨーグルト、夜ヨーグルトみたいな(笑)。すごく濃厚で、ハチミツもおいしいですし、フルーツも新鮮なものが多くて、全部おいしかったです」
最後に、藤崎に待望の写真集の見どころを聞いた。
「初めてって、何事もとにかくワクワクしますよね。初めての写真集、初めてのヨーロッパ、私が感じたワクワク感を、見ている人にも、一緒に旅に行っているかのように感じ取ってほしいです。建物、人々、私の表情、いろんな瞬間を切り取っているので、ひと夏の思い出を楽しんでください。これまで見られなかった私がいるんじゃないかなと(笑)。ぜひお楽しみに!」
※藤崎ゆみあの「崎」の正式表記はたつさき。
□藤崎ゆみあ(ふじさき・ゆみあ)2008年2月16日、広島県出身。2023年、日本テレビ系連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』でドラマデビュー。若手俳優の登竜門に位置づけられる高校サッカー選手権応援マネジャー(2023年度)やオロナミンCのCM(24年)も経験。表情の振り幅や、役ごとに異なる空気をまとう演技力に定評があり、テレビ・映画・CMなど幅広く活動している。
