格闘技イベント『UFC 319』は16日（日本時間17日）、イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターで行われ、UFC2戦目のフライ級15位・朝倉海（31＝JAPAN TOP TEAM）は同11位のティム・エリオット（38＝米国）に2R・4分39秒で一本負けを喫した。セコンドを務めていた柔術家の竹浦正起氏がXで謝罪をしている。

　朝倉は昨年12月に行われたUFC初戦でいきなりのタイトル戦を経験。王者・アレッシャンドリ・パントージャに挑戦したが2R・一本負け。この日は連敗を避けたいなかでの敗戦、自身のキャリアで初めての連敗となった。

　1Rは優勢だった。素早いボクシングのコンビネーションで優位に進めていた。しかし2Rに相手がグラウンドで勝負してきたことにより状況は一変。対応が後手にまわり最後はマウントポジションを奪われギロチンチョークで一本負けを喫してしまった。

　朝倉チームのグラウンド面の担当していた竹浦氏。今回の敗戦をうけ「すみません。今回の結果は、自分の責任です」と謝罪。そして「次に向けて必ず成長します」と誓っている。