UFC2連敗の朝倉海に「この階級で合ってるのかな」 金原正徳が敗因を分析「あんなに腰軽いと思わない」

格闘技イベント『UFC 319』は16日(日本時間17日)、イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターで行われている。UFC2戦目のフライ級15位の朝倉海(31=JAPAN TOP TEAM)が同11位のティム・エリオット(38=米国)に2R・4分39秒で一本負けを喫した。朝倉はこれでUFC2連敗。U-NEXTの配信で解説を務めていた元総合格闘家の金原正徳が“最速”で敗因を分析した。

一本負けを喫した朝倉海【写真:(C)Zuffa LLC/UFC】
一本負けを喫した朝倉海【写真:(C)Zuffa LLC/UFC】

グラウンドでの対応に「動きがよくない」

 格闘技イベント『UFC 319』は16日(日本時間17日)、イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターで行われている。UFC2戦目のフライ級15位の朝倉海(31=JAPAN TOP TEAM)が同11位のティム・エリオット(38=米国)に2R・4分39秒で一本負けを喫した。朝倉はこれでUFC2連敗。U-NEXTの配信で解説を務めていた元総合格闘家の金原正徳が“最速”で敗因を分析した。

 1Rに打撃を効かせて有利な展開を作った朝倉だったが、2Rにはグラップラーのエリオットに連続でテイクダウンを許した。グラウンドの対応で後手にまわり、最後はギロチンチョークを極められ、たまらずタップした。

 配信の解説を務めた金原はこの試合の朝倉について「前回のパントージャ戦と含めて(グラウンドの)ポジションに入られたときの対応があまりよくない。テイクダウンを取られるのは(自分から)行っている結果なので仕方ないんですけど、(グラウンドに)倒されてからの動きがよくないですよね」と指摘していた。

 朝倉の試合が終わり、その次の試合へ配信は進んでいたが金原は「僕のなかで敗戦が整理できなくて、なんで負けたんだろうって考えてて」と思いを吐露。

 2連敗している朝倉について「(練習などに)携わっていないのでなんとも言えないんですけど、やっぱ俺は階級だなと思っちゃうんですよね。あんなに腰軽いと思わないし、クリーンテイクダウン取られるてるのいままで見たことなかったので、そこ(階級)の部分は大きいんじゃないかなと」と分析した。

 朝倉これまでRIZINではひとつ上のバンタム級で戦っていた。しかしUFCではフライ級で戦っている。「技術とか根本的な部分ではなくて、本人自身の強さが、本当にこの階級で合ってるのかなと。内容を見る限りねぇ……。もちろんUFCってレベルが高いってあるけれども……」と口にした。

 さらに「このままフライで終わるよりは一回ちょっとバンタムで勝負してほしいなって。公式の場でこういう所で言うのは間違いかもしれないけど、いろいろ考えちゃって」と朝倉の敗戦を消化できずにいた。

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