『るろうに剣心』など出演 声優の櫻井智さんが53歳で逝去、多臓器癌の症状が悪化
声優の櫻井智さんが13日に亡くなったことが、16日に公式Xと所属事務所の公式サイトで、発表された。

所属事務所の公式サイトとXで発表
声優の櫻井智さんが13日に亡くなったことが、16日に公式Xと所属事務所の公式サイトで、発表された。
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櫻井さんは1987年に3人組アイドルユニット・レモンエンジェルのメンバーとして芸能界デビュー。その後、声優に転身し、『マクロス7』ミレーヌ・ジーナス役、『怪盗セイント・テール』羽丘芽美/怪盗セイント・テール役、『るろうに剣心』巻町操役をはじめ、多数のアニメに出演した。
そのなかで、2016年9月に「役者としての大事な声が、かなり出づらくなってきているのを実感しています」と、突然の引退を発表した。
今月4日に緊急入院していたが、多臓器癌の症状が悪化したという。
櫻井さんのXでは「櫻井智はかねてから治療中であった多臓器癌の症状が悪化したため8月4日に緊急入院となりましたが、症状が改善せずに誠に残念ながら8月13日に永眠しました。生前に頂戴しました多くの声援ならびにお見舞いのメッセージに深く御礼申し上げます」と報告された。
そして、「櫻井智は病気からの完全なる復活を目指し、治療には常に私どもと一緒に前向きに懸命に取り組んでいましたが、このような結果となってしまい、私どもは大変悔しく悲痛な思いに暮れています。応援してくださっていた皆様には深くお詫び申し上げます」とつづられている。
「葬儀は私人として近親者のみで行われますので葬儀に関するお問い合わせ、取材はお控えくださいますようお願い申し上げます。ファンの皆様とのお別れ会は後日に執り行うことも検討してまいります」
8月17日の「TOMO夏2025ライブ!」中止に伴うチケットは返金になるという。
