「EBiDANでしか見られない景色がここにある」 シャッフルユニットに大歓声…年に一度の祭典に会場熱狂【ライブレポ】

超特急、M!LK、SUPER★DRAGON、Sakurashimeji、ONE N’ ONLY、原因は自分にある。、BUDDiiS、Lienel、ICExが所属する若手アーティスト集団・EBiDANが15日から17日の3日間にわたってライブ「EBiDAN THE LIVE 2025 HOTEL NINE STAR」を東京・代々木第一体育館にて開催した。EBiDANに所属するグループが年に一度、一堂に会する同ライブ。公演では、各グループのパフォーマンスのほか、ライブのために結成されたユニット、全9グループをシャッフルしたシャッフルユニットといったスペシャルなステージが展開された。ENCOUNTでは初日14日の公演の模様をレポートする。

「EBiDAN THE LIVE 2025 HOTEL NINE STAR」を開催【写真:ウチダアキヤ / 草間智博】
「EBiDAN THE LIVE 2025 HOTEL NINE STAR」を開催【写真:ウチダアキヤ / 草間智博】

初日14日の公演をレポート

 超特急、M!LK、SUPER★DRAGON、Sakurashimeji、ONE N’ ONLY、原因は自分にある。、BUDDiiS、Lienel、ICExが所属する若手アーティスト集団・EBiDANが15日から17日の3日間にわたってライブ「EBiDAN THE LIVE 2025 HOTEL NINE STAR」を東京・代々木第一体育館にて開催した。EBiDANに所属するグループが年に一度、一堂に会する同ライブ。公演では、各グループのパフォーマンスのほか、ライブのために結成されたユニット、全9グループをシャッフルしたシャッフルユニットといったスペシャルなステージが展開された。ENCOUNTでは初日14日の公演の模様をレポートする。

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 定刻になると今回のライブにぴったりな『HOTEL NINE STAR』からスタート。まずLienel、ICEx、BUDDiiS、ONE N’ ONLYのメンバーが花道、センターステージに現れると、大歓声が上がった。続いて、SUPER★DRAGON、Sakurashimeji、原因は自分にある。が、そして、最後にメインステージにM!LK、超特急が姿を現すと早くも割れんばかりの歓声が代々木第一体育館を満たす。冒頭からテンションはマックスだ。

 超特急のリョウガが「みなさん楽しんでますか?」と呼びかけると、“もちろん!”というように客席からは大きなレスポンスが。「ようこそ、天空に浮かぶ『HOTEL NINE STAR』へ」「みなさまを僕たちEBiDANメンバー全員がホテルクルーとして『HOTEL NINE STAR』の扉の向こうへとご案内いたします」とあいさつした。

 今回のライブのコンセプトは「ホテル」。この日、訪れたファン、配信を観ているファンはホテルを訪れた“お客様”ということだ。セットリストも「ホテル」を見立てたものに。

 原因は自分にある。から始まり、BUDDiiS、Lienel、ICEx、M!LKがそれぞれ自身の楽曲を披露したあとはバラエティ豊かなステージが展開されていく。まず「お客様」たちを誘ったのは「ロックラウンジフロア」。10-FEETの『第ゼロ感』をバンドスタイルで披露。突然、登場したバンドセットに大歓声が湧き起こる。ONE N’ ONLYのTETTAがボーカルを務め、田中雅功(Sakurashimeji)がベース、高田彪我(Sakurashimeji)がギター、伊藤壮吾(SUPER★DRAGON)がキーボード、EIKU(ONE N’ ONLY)がドラム、KEVIN(BUDDiiS)がピアノという編成だ。大ヒット曲だけにサビでは自然と客席から掛け声があがる。TETTAは後半、上裸となり熱い歌声をぶつけた。

 続いてはレストランフロアへ。ウエイターに扮(ふん)したFUMINORI(BUDDiiS)が、客であるHAYATO(ONE N’ ONLY)とFUMIYA(BUDDiiS)をご案内。ここでは歌を料理として提供。まずはLienelの『Curry on love』をBGMにEBiDANメンバーがダンスパフォーマンスでお届け。9グループの中にはこのように食を連想させる楽曲がある。このほか、ICExの『CANDY』、原因は自分にある。の『チョコループ』が“提供”された。

シャッフルユニットで大盛りあがり【写真:ウチダアキヤ / 草間智博】
シャッフルユニットで大盛りあがり【写真:ウチダアキヤ / 草間智博】

シャッフルユニットの登場に大歓声

 そして、やはり大歓声を浴びたのはこの日限りとなるシャッフルユニットだった。

 まずはアロハ(超特急)、松村和哉・飯島颯(SUPER★DRAGON)、長野凌大(原因は自分にある。)、MORRIE・TAKUYA(BUDDiiS)、八神遼介・中村旺太郎(ICEx)、芳賀柊斗・武田創世(Lienel)による「TEDDiiS」で『Brightness』(BUDDiiS)をパフォーマンス。

 続いてはリョウガ、田中洸希・池田彪馬(SUPER★DRAGON)、吉澤要人(原因は自分にある。)、YUMA(BUDDiiS)、山本龍人(ICEx)、近藤駿太(Lienel)による「原因は自分にパグ。」で『原因は自分にある。』(原因は自分にある。)。パグということで、メンバーは犬の耳をつけての登場だ。要所で、わんちゃんポーズも。また、本家顔負けぬとは劣らない表情管理を見せた。

 続いてはシューヤ(超特急)、柴崎楽(SUPER★DRAGON)、NAOYA(ONE N’ ONLY)、武藤潤(原因は自分にある。)、SHOW・SEIYA(BUDDiiS)、竹野世梛(ICEx)、森田璃空・高桑真之(Lienel)による「ULTRA★PHOENIX」で『La Vida Loca』(SUPER★DRAGON)。真っ赤な衣装で熱いステージを見せ、途中ではクラップを客席に向かって、全体を巻き込んで盛り上げた。

 ほかにも『EBiDAN THE LIVE』だからこそのステージも続々。先日、所属が発表されたばかりの新研究生、すみっコぐらしの「しっぽず」も登場し、『恋のding Dong』をEBiDANのメンバーたちと披露。「しっぽず」もかわいいステップで“お客様”のハートを鷲掴みにした。

 ステージだけでは収まらない。タカシ(超特急)と飯島颯がスイートルーム(という名の楽屋)を突撃。“スイートルーム”では、EBiDANの筋肉自慢たちが勢ぞろい。

 EIKU、シューヤ、志村玲於(SUPER★DRAGON)、TETTA、TAKUYAのうちで誰が一番握力があるか対決。男性平均は40キロ程度だそうだが、それぞれ筋肉アピールしつつ、測定を行っていった。トップとなったのは59.4キロを記録したシューヤ。優勝したシューヤには筋肉ガウンと筋肉玉座をプレゼントされた。ちなみに、奮闘したのはTAKUYA。5人の中では細腕なTAKUYAだったが、2位の54.8キロを記録し、驚かせた。

 続いてはNHKで放送されたドラマ『ひとりで死にたい』のために結成されたユニットが登場。MORE FIVEが『Break Free』、3★STARSが『限界Lovely☆』をそれぞれ初生披露。クールとキュートな魅力を全開でお届け。ドラマのみと思われていたユニットの登場に大きな歓声があがった。

 さらに、このライブのためだけに結成されたリョウガ、曽野舜太(M!LK)、田中洸希、武藤潤(原因は自分にある。)、TAKUYAによるスペシャルユニット「情熱アチチ▼恋泥棒」(▼=ハートマーク)も。こちらはHOTEL NINE STAR自慢のアイドルグループのようだ。披露したのはどことなく昭和の香りも感じられる『Resplandor』。事前にコールレクチャー動画もアップされていたこともあり、客席のコールもバッチリで盛り上げた。

ライブには全9グループが出演した【写真:ウチダアキヤ / 草間智博】
ライブには全9グループが出演した【写真:ウチダアキヤ / 草間智博】

ダンスサイファーでメインステージに集結

 アイドルで盛り上がったあとはディナーショーフロアへ。こちらではタカシとEIKU、KEVINがバラード『How Fool We Areを』披露。3人にしか奏でられないハーモニーで会場を魅了した。

 続いてはクラブフロアへ。先ほどまでとはガラリと空気が変わり、超特急のユーキを中心にたっぷりとダンスを見せていく。また、『To The top for the top』ではラップでハードに攻めていく場面も。

 さらにこのブロックのラストはEBiDAN THE LIVE恒例になりつつあるダンスサイファー。超特急、M!LK、SUPER★DRAGON、ONE N’ ONLY、原因は自分にある。、BUDDiiS、ICEx、Lienelがメインステージに集結し、熱いダンスを繰り広げた。

 そしてSakurashmeji、SUPER★DRAGON、ONE N’ONLY、超特急がそれぞれのパフォーマンスを披露したあとはいよいよ終盤へ。ここからは9グループが次々と楽曲をメドレー形式でつないでいき、さらにギアを入れる。各グループが自身の楽曲を披露するのだが、例えばICExの『CARNIVAL』にLienelがダンスで参加、M!LKの『恋がはじまる』では原因は自分にある。、とBUDDiiSが……というように、ほかのグループがダンスで花を添えるという演出も。グループ同士のコラボレーションが見られる形となった。ラストは超特急の『越えてアバンチュール』。ここでは全グループがステージに上がり、フィナーレに向けてボルテージを上げた。

 そしてラストの曲を前に「皆さん楽しんでいただけていますか」とユーキ。本編ラスト1曲を控え、「こうして代々木で初日を迎え、みなさまのきれいなペンライト、うちわもそうですけど、EBiDANでしか見られない景色がここにあると思います。これからも僕たちEBiDANと一緒に最高の未来を築いていきましょう」と言い、『New day! New wave!』で締めくくった。

 全9グループの魅力をさまざまな角度から見せた「HOTEL NINE STAR」でのおもてなし。集まった“お客様”たちの心を満たしたに違いない。

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