小沢仁志、台本作りにAI活用 弁護士役に「法律用語ってすごく難しいし超面倒くさいんだよ」
俳優の小沢仁志が16日、都内で行われた映画『法廷の死神』公開記念舞台あいさつに、青柳翔、山口祥行、文音、崔哲浩と共に出席した。

映画『法廷の死神』公開記念舞台あいさつ
俳優の小沢仁志が16日、都内で行われた映画『法廷の死神』公開記念舞台あいさつに、青柳翔、山口祥行、文音、崔哲浩と共に出席した。
“顔面凶器”“Vシネマ四天王”として知られる強面俳優・小沢仁志が企画・脚本を務めた本作。これまでアウトローな役柄が多かった小沢が、法廷の死神の異名を持つ弁護士・四神昇に扮し、人々を救うために奮闘する。
登壇するなり小沢は「みんな『国宝』と間違えてきたんじゃないの? これは『国宝』じゃないからな」ともうすぐ100億円突破の大ヒット映画を引き合いに出し笑いをとると「法律用語って台本にするのがすごく難しいし超面倒くさいんだよ」とぼやきつつ、台本作りにAIを活用していたことを明かす。
これまでアウトローの役が多かった小沢が弁護士を演じる。「まあ普通の弁護士の役だと面白くないから」と一筋縄ではいかないキャラクターを作り上げたというと、山口は「兄貴(小沢)はこの役のためにパーマかけるって言いだして、髪も染めるっていうんですよ。でも実際変なチリチリパーマで髪の毛が緑になってきたんです」と裏話を明かす。
小沢は「白髪に色を入れるって美容師も想像がつかないらしくて。思った色が入らないみたいで、グレーからグリーンになって、ピンクになって……大変なんだよ」と思わぬ苦労話をするシーンも。
撮影は大変だったようだが、現場は和気あいあいとしていたよう。小沢は「もう第3弾の脚本も手掛けている」と明かすと「俺の構想では6か7ぐらいで終わりたいと思っているんです」とロングシリーズを目指しているといい「みんなに広めてもらって、最低でも7までは作らせてくれ」と客席に伝える。
すると『日本統一』シリーズでも小沢と作品を共にしている山口は「そうなったら『法廷統一』ってタイトルにしないと」と発言し会場を笑わせると、小沢も「(『日本統一』で本宮泰風演じる)氷室も(山口演じる)田村も法廷に呼んでやるわ!」と追随して会場を爆笑の渦に巻き込んでいた。
