宇多田ヒカル、デビュー26年で国内フェス初出演 SONICMANIAにサプライズ登場
歌手の宇多田ヒカルが15日に千葉・幕張メッセで開催された音楽イベント『SONICMANIA』にサプライズゲストとして出演し、話題を呼んだ。デビューから26年を経て初の国内音楽フェス出演となった。

『Somewhere Near Marseilles』披露で観客沸騰 SNSには歓喜の声も
歌手の宇多田ヒカルが15日に千葉・幕張メッセで開催された音楽イベント『SONICMANIA』にサプライズゲストとして出演し、話題を呼んだ。デビューから26年を経て初の国内音楽フェス出演となった。
この日、floating pointsのステージ中盤、「今日は友達を連れてきました。宇多田ヒカルです」とのMCで宇多田が呼び込まれると、会場に詰めかけた約1万人の観客からは歓声が上がった。披露された楽曲は、8thアルバム『BADモード』に収録されている『Somewhere Near Marseilles ―マルセイユ辺り―』。幻想的かつ重厚な音像で会場を一体感に包み込んだ。
宇多田とfloating pointsは、2022年に開催された“CARTIER TRINITY FOR CHITOSE ABE OF sacai シークレットライブ”で初共演して以来、約3年ぶりのステージ共演となる。
『Somewhere Near Marseilles ―マルセイユ辺り―』は、海外音楽メディア・Pitchfork mediaが発表した「The 100 Best Songs of 2022」で10位に選出されたほか、slantmagazine.com、BrooklynVegan、FADERなど複数の海外メディアの年間ベストソングにもランクイン。24年には(Sci-Fi Edit)として再リリースされるなど、国内外問わず高い評価を得ている楽曲だ。
事前にSNS上では匂わせ投稿も見られ、ステージ後には「宇多田ヒカルが出た! マジで来た!」「ボルテージやばい」「ゲスト出演、宇多田ヒカル泣いた」など、驚きと感動の声が多数寄せられていた。
