蝶野正洋、自身は「遅刻魔」 猪木さんに激怒された思い出告白「怒鳴られたことがありました」

“黒のカリスマ”ことプロレスラーの蝶野正洋が14日、都内の京王百貨店新宿店でスタートしたアントニオ猪木さんのデビュー65周年を祝う展示イベント『ANTONIO INOKI EXPO』の記者会見に出席。イベントのアンバサダーを務めるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバー・武知海青とトークを展開し、猪木さんにまつわる秘話を披露した。

記者会見に出席した蝶野正洋【写真:ENCOUNT編集部】
記者会見に出席した蝶野正洋【写真:ENCOUNT編集部】

武知海青は蝶野のブラックジョークに脱帽「圧倒されています」

“黒のカリスマ”ことプロレスラーの蝶野正洋が14日、都内の京王百貨店新宿店でスタートしたアントニオ猪木さんのデビュー65周年を祝う展示イベント『ANTONIO INOKI EXPO』の記者会見に出席。イベントのアンバサダーを務めるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバー・武知海青とトークを展開し、猪木さんにまつわる秘話を披露した。

 蝶野は、3度目となる京王百貨店新宿店での開催を受け、「猪木さんのファンの世代は60代70代、お父さんや先輩たちが猪木さんを見て『すごい人がいたんだ!』とそれがつながっていることがうれしいです」とコメント。新日本プロレス入門後、2年半、猪木さんの付き人を務めたことを振り返り、「常にオーラが出ていた。リングに上がった時、対戦相手は怖いだろうなと思いながら後ろから見ていました」と語った。

 司会が「怒られたことはありますか?」と質問すると、「自分は遅刻魔なので、一回遅れた時に怒鳴られたことがありました」と激怒されたことを告白。「猪木さんは時間も正確だし、海外に行っても朝は必ずランニングをしたりする。とにかく体やコンディションに対してストイックでした」と猪木さんの素顔を明かした。

武知海青(左)と蝶野正洋【写真:ENCOUNT編集部】
武知海青(左)と蝶野正洋【写真:ENCOUNT編集部】

 猪木さんを中心とした貴重なコスチュームや名場面の写真パネル、お宝級の展示物を観賞すると、「(ケイダッシュ)川村会長もそうだし、ハルク・ホーガンも親しくさせていただいた方が立て続けに亡くなった」とぽつり。「あと藤波(辰爾)さんも展示されている。あれ? 藤波さんはいつ亡くなったんですか?」とブラックジョークを飛ばし、司会に「怒られますよ!」と注意された。

 蝶野のジョークは止まらず、武知が事務所の会長・EXILE HIROの話題をあげると、「ヒロさんってヒロ斎藤さん?」と茶々を入れる。武知は蝶野のアドリブ力に「圧倒されています。何を言うか分からない。技のように飛んでくる」と脱帽し、蝶野は「オレたち(闘魂)三銃士世代はまだ常識がある。その上の危ない先輩たち、藤波さん、長州(力)さんは会話にならないから気をつけてね」とアドバイスした。

 会見の最後に蝶野は、「3回目の開催になりますが、バージョンアップしている。令和のプロレスも頑張っています。プロレスは力道山から始まって、長い歴史があり猪木さんが大きくしたと思います。猪木さんの戦った仲間たちの展示物がたくさんあります」とアピール。「まだ亡くなっていない藤波さんの展示物もあります」とボケつつ、「お父さん、お母さん、小っちゃい子供も一緒に楽しめると思います」とメッセージを送った。

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