三崎優太氏、総額1億円の基金設立で“SNS誹謗中傷撲滅”訴え「生きることをあきらめないで」

実業家の三崎優太氏が7日、「命」をテーマとした「死ぬな!生きろ!SNS誹謗中傷撲滅基金」を設立した。同基金を通じて100人に100万円を配布する形で、総額1億円を届けることを決めた。

基金を立ち上げた実業家の三崎優太氏
基金を立ち上げた実業家の三崎優太氏

「命」をテーマとした「死ぬな!生きろ!SNS誹謗中傷撲滅基金」を設立

 実業家の三崎優太氏が7日、「命」をテーマとした「死ぬな!生きろ!SNS誹謗中傷撲滅基金」を設立した。同基金を通じて100人に100万円を配布する形で、総額1億円を届けることを決めた。

 三崎氏の公式ツイッターアカウントでも設立が告知された今回の基金は、社会問題となっているSNSの誹謗中傷で命を落とす人がいること、また、新型コロナウイルスのダメージで生きる希望を失い、命を落とす人がいることに対し、「理不尽な世の中でも生きることをあきらめないでほしい」という三崎氏の思いを込めたものだ。

 脱税事件を通じて理不尽な世の中に絶望を感じていた三崎氏は、贖罪寄付を最後に“死のう”とさえ考えていたという。そんな三崎氏を救ってくれたのは、SNSでのたくさんの応援メッセージ。「そのおかげで今この瞬間もこうして理不尽な世の中でも生きることができています」「今度は僕が恩返しをする番です」と、ツイッター投稿動画内でもコメントし、自身の経験を通じ、あきらめずに生きていれば必ず良い事があると同基金の設立に至った思いを、涙ながらに語っている。

 また同動画は「今年はこれだけでは終わらない!みんなに大きな夢花火を見せたい」というテロップとともに終わるなど、8月30日にツイッタートレンド1位も獲得した“青汁劇場”のさらなる続編となるプロジェクトについても予告している。三崎氏は基金やプロジェクトを通じ、1人でも多くの人が希望を持って生きられることを願っているという。

次のページへ (2/2) 三崎優太氏のメッセージ動画
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