俳優のトム・フェルトンが13日、原宿に明日からオープンする日本初の旗艦店「ハリー・ポッター ショップ 原宿」オープン記念イベントのために緊急来日。トムの大ファンだというtimeleszの松島聡と約9年ぶりに対面し、日本愛や松島への思いを語った。

　東京・原宿に今月14日にオープンする日本初の旗艦店となる「ハリー・ポッター ショップ 原宿」。同店は、ホグワーツ魔法魔術学校の敷地内に広がる、魔法動物たちが暮らす神秘の森「禁じられた森」をコンセプトに、『ハリー・ポッター』の世界に触れながら魔法アイテムと出会える特別な空間だ。

　ドラコ・マルフォイ役として作品に彩を与えているトム。美しい世界観のショップを見渡すと、「日本は私にとって世界で一番好きな国の一つです。そしてここ東京でバックビークの隣に立っているなんて信じられません」と感慨深い表情を浮かべ、「非現実的な体験ですが、とても素晴らしく、日本の皆さんがウィザーディング・ワールドに寄せてくださる愛に本当に感謝しています」と笑顔を見せる。

　約2年ぶりの来日となったトムは「日本が人々、文化、食事と全てが祝福すべきものです。そして東京にハリー・ポッターショップができたことでさらにお祝いすることが増えました」と語る。

　トムの大ファンだという松島は、9年前にトムと対面した時にかけられた言葉によって、俳優業への思いを強くしたことを明かすと、トムは「あなたと出会った時、私は（松島が成功することは）分かっていました。あなたが愛とポジティブさ、エンターテインメントの世界に放っている光を、とても誇りに思います」と松島に賛辞を贈る。

　さらに、トムはサプライズで「スリザリンへようこそ」と書かれたサイン入りのマルフォイTシャツと、スリザリンのあらゆる装飾品を松島にプレゼント。あまりのうれしさに腰砕けになる松島を見たトムは「一つお願いがあります。私があなたに以前お会いした時、愛を渡しましたが、その愛を他の人にも渡してください」とメッセージを伝えていた。