「私の推しはそんなにデブじゃない」見知らぬ女性の一言で9キロ減 大変身のコスプレイヤーが話題
「コスで推しを追いかけるのって、最高の健康法だと思う」──。都内でサラリーマンとして働きながら、アニメや漫画に関わる仕事をしているコスプレイヤーのにゃん相学@壬氏(薬屋のひとりごと併せ)さん。Xに投稿されたビフォー・アフター写真が大きな注目を集めている。

ビフォーは2014年、アフターは2025年
「コスで推しを追いかけるのって、最高の健康法だと思う」──。都内でサラリーマンとして働きながら、アニメや漫画に関わる仕事をしているコスプレイヤーのにゃん相学@壬氏(薬屋のひとりごと併せ)さん。Xに投稿されたビフォー・アフター写真が大きな注目を集めている。
投稿された2枚の写真のうち、ビフォーは2014年ごろ、アフターは25年に撮影したもの。見比べると、その変化は一目瞭然。すらりとした体型やアニメ『ONE PIECE』サンジの完成度など、まるで別人のようだ。比較ショットには「推しの力って凄い」「サンジのクオリティ素晴らしい」「努力素敵」「コスプレがダイエットの最先端」「好きなものがあるって強すぎるわー!」「とんでもない垢抜け」といった称賛の声が寄せられた。
外見が大きく変わったきっかけは、初めてコスプレをしたときの出来事。通りすがりの女の子に「私の推しはそんなにデブじゃない」と言われたことだった。
「めちゃくちゃショックでした。。でも同時に、自分のコスプレで他の人の推しをけがす、みたいな視点に気づけたのはよかったです。それからは撮影するたびにカメラマンや仲間のレイヤーの意見をフィードバックしてもらい、研究するようになりました」
努力は地道なものだった。朝晩6キロのランニングを欠かさず続け、食事はグレープフルーツを使った、摂取カロリーを抑える減量法「置き換えダイエット」を実践。その結果、体重は9キロ減少した。
「同僚に会うたびに若返っていく! と驚かれます。コスプレの趣味が会社にバレてしまい、新入社員研修をサンジでやらされました」
投稿への反響も大きい。「ビフォーの頃は本当にただのオタク(髪はボサボサ、チェックのネルシャツ)だと思うんですけど、イケメンとコメントされてびっくりしました。また、これをみてコスプレしようと思いました、というコメントはとてもうれしかったです」という声も届き、それが何よりうれしいと明かした。
現在は『SPY×FAMILY』のロイドに挑戦中。同じ金髪スーツキャラながら、サンジとは違った魅力を表現しようと研究を重ねている。今後はアクション撮影にも挑戦したいという。
コスプレを通じて外見もライフスタイルも変化させた投稿者。推しへの愛情と努力が、写真越しにも伝わってくる。これからも「最高の健康法」として、推しを追い続けながら、自分自身の可能性を広げていく。
