格闘技エンターテインメント「BreakingDown16.5」が11日、都内で行われ、メインカードでは“BD出禁”のとしぞうが、ジャパン・トップ・チーム（JTT）所属の竹見浩史郎に1R・26秒でTKO負けを喫した。試合後は思わぬ本音も吐露した。

　RIZINに2度、BD側に無許可で出場したとして“出禁”状態だったとしぞう。この日は有望株・竹見との“制裁マッチ”が組まれていた。反省の丸刈りで試合に臨んだが、竹見の前に秒殺された。

　BD公式SNSでは試合後インタビューが公開されたが、としぞうは敗戦の弁を口にした。

「初めての制裁マッチということで、なんか……、自分の存在価値を示したかったんですよ。それができなかった。それを一切出せなかったのが悔しい。少なからず格闘技なんで、“としぞう案外やるやん”が欲しかったんですよ。それが一切出せなかったし、竹見くんがあれだけ強いんだなというのもビックリしたし、練習してきたことが出せなかったのが悔しいですね。エンターテインメント力をもっとつけたいと思いましたね。僕はね、ダウン取られたら、今回“不死鳥立ち”をしたかったんですよね。それすらも出来ないくらい効いちゃって、焦っちゃったんですよ」と振り返った

　さらに「カメラの前で本音言っていいですか。格闘技やめたいっす」とまさかの本音も口にしていた。

　こうしたとしぞうの様子にネット上では「全て計算、坊主も計算、ただ試合内容は誤算でしたね」「反省してないやん笑」「としぞうが何したいのかわからん」「としぞうまた見たいけどなぁ」「すべて出来上がってるストーリーなのかな」などと声が上がっていた。