水上恒司、テレ東ドラマ初主演 『シナントロープ』で山田杏奈、坂東龍汰、影山優佳らと共演

水上恒司が、10月6日からテレビ東京系で放送されるドラマプレミア23『シナントロープ』(月曜午後11時6分)で主演を務める。水上は本作がテレ東ドラマ初出演にして初主演となる。併せて主要キャストとティザービジュアルが解禁となった。山田杏奈、坂東龍汰、影山優佳、望月歩、鳴海唯、萩原護、高橋侃が出演する。

水上恒司が『シナントロープ』でテレ東初主演を務める【写真:(C)「シナントロープ」製作委員会】
水上恒司が『シナントロープ』でテレ東初主演を務める【写真:(C)「シナントロープ」製作委員会】

不穏さを感じさせるティザービジュアルも公開

 水上恒司が、10月6日からテレビ東京系で放送されるドラマプレミア23『シナントロープ』(月曜午後11時6分)で主演を務める。水上は本作がテレ東ドラマ初出演にして初主演となる。併せて主要キャストとティザービジュアルが解禁となった。山田杏奈、坂東龍汰、影山優佳、望月歩、鳴海唯、萩原護、高橋侃が出演する。

 本作は、2021年にテレビ東京系で放送されたアニメ『オッドタクシー』の脚本を手がける脚本家で漫画家の此元和津也氏が原作・脚本を担当するオリジナルストーリーのミステリードラマ。映画『もっと超越した所へ。』やドラマ『忘却のサチコ』(テレ東)などを手がけた山岸聖太が監督を務める。

 舞台となるのは、街の小さなバーガーショップ“シナントロープ”。そこで働く8人の若者たちの中で、大学生の都成剣之介(となり・けんのすけ)は、バイトの同僚・水町ことみ(みずまち・ことみ)に密かに想いを寄せていた。そんなある日、“シナントロープ”で不可解な強盗事件が発生。静かだった日常は、少しずつ歪みはじめる。現代の若者たちを投影したリアルな人間模様と、不穏な世界観の中で緻密な伏線や巧みな会話劇によって美しくエモーショナルに描かれる青春群像ミステリー。

 主人公のさえない大学生・都成を演じるのは、25年公開の映画『九龍ジェネリックロマンス』や『火喰鳥を、喰う』など複数の主演作を控え、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する水上。また、都成がひそかに想いを寄せるヒロイン・水町を、映画『恋に至る病』やアニメ映画『ChaO』、ドラマ『リラの花咲くけものみち』(NHK)に出演するなど、俳優・声優、CMでも活躍を見せる山田が演じる。

 明るいお調子者・“キバタン”こと木場幹太(きばかんた)役を坂東、地味でまじめなお嬢様・里見奈々(さとみなな)役を元日向坂46の影山、心優しい漫画家志望の田丸哲也(たまるてつや)役を望月が演じる。またエキセントリックなメンヘラガール・室田環那(むろたかんな)役を、連続テレビ小説『あんぱん』(NHK)に出演し注目を集める鳴海、静かで不気味な新人バイト・志沢匠(しざわたくみ)役を萩原、夢追うバンドマン・塚田竜馬(つかだりゅうま)役を高橋が務める。

 解禁となったティザービジュアルには、赤と緑のネオンが目を引く“シナントロープ”で和気あいあいと働く8人が写っている。店内はどこにでもありそうな仕事終わりの若者たちの風景だが、それぞれの表情はハッキリと読み取れない。“シナントロープ”から漏れた光が街並みを照らす一方で、周囲は暗く、何やら不穏さも感じさせるビジュアルとなっている。

影山優佳「撮影はかけがえのない大切な時間となっています」

 以下、出演者8人コメント全文。

○水上恒司(都成剣之介/となりけんのすけ役)
「都成剣之介を演じます、水上恒司です。今作『シナントロープ』に座長として携わり、豪華な役者の方々と共に濃密な物語を紡げたこと、この上なく幸せに感じています。それほどまでに、シナントロープには他に例を見ない稀有なパワーがあります。さまざまな事情を抱えた人間たちが集う『喜劇』を、是非お楽しみください」

○山田杏奈(水町ことみ/みずまちことみ役)
「テンポの良い会話劇の中にも目の離せない展開があったり伏線が張られていたり、とても引き込まれました。『オッドタクシー』を楽しく見ていたので此元さんの台本に関われることがすごくうれしいです。水町ことみはいろいろな面があるキャラクターで、山岸監督の演出のもとでさまざまな表現をできてとても楽しい撮影期間です。目の離せない全12話、楽しみにお待ちください!」

○坂東龍汰(木場幹太/きばかんた役)
「木場を演じさせていただきます、坂東龍汰です。『RoOT / ルート』に続き、また此元さんの原作でご一緒できること、本当にうれしく思っています。今回もシュールで斬新、でもどこかクセになる展開に心が躍りました。ちょっぴり不思議で素敵なドラマになりそうです。木場はなかなかに強烈なキャラクターで、自分なりにいろんなネジを緩めたり外したり……最終的にはどこに置いたか忘れたりしながら(笑)、のびのび演じさせていただいています。それを優しく受け入れてくれるキャスト・スタッフの皆さんと撮影に挑んでいます。皆さんにもぜひ、あーだこーだ言いながら楽しんでいただけたらうれしいです」

○影山優佳(里見奈々/さとみなな役)
「里見奈々役を務めます、影山優佳です。個性と魅力に溢れるみなさまとの撮影はかけがえのない大切な時間となっています。日々たくさんの学びをいただく中で、里見としても影山としてもひとつでも新しい視点を持ち帰ろうと取り組ませていただいております。最後には、なにか大切な宝物をこの作品に置いて帰ることができたらいいなと思います。里見は引っ込み思案で物静か(すぎる?)なお嬢様です。それぞれの生き方や世界の覗き方を、内側からきょろきょろと見つめているような人なので、見てくださるみなさまにも同じ視点になってもらえそうなキャラクターかなと思います。楽しんでいただけたら幸いです」

○望月歩(田丸哲也/たまるてつや役)
「田丸哲也を演じさせていただきます望月歩です。この作品で仲がいいキャラクターは、同じ学校だったらおそらく一緒に行動をしないキャラクターたちです。その一人一人がシナントロープの周りで関わることで、独特ででも仲がいい空気感が出ているように見えます。その掛け合いがこの作品の見どころだと思うので、それぞれの空気感で仲良くなっていけたらなと思います。ご期待ください」

○鳴海唯(室田環那/むろたかんな役)
「私自身、青春群像劇が大好きなのですが、今までなかなかご縁がなかったので、今回このような形で参加させていただきとてもうれしく思っています。パズルのように緻密に構成された物語は、ユーモアや独特のテンポ感が面白く、ワクワクが止まりません! 唯一無二の作品をお届けできるようがんばります。ぜひ楽しみに待っていてください!」

○萩原護(志沢匠/しざわたくみ役)
「初めまして。静かで不気味な新人バイト・志沢匠を演じます、萩原護です。静かで不気味な新人ということで、持ち前の静かさを最大限活かせるチャンスが来たと思い、うれしかったです。日々撮影中ですが、一時期は夢にシナントロープメンバーしか出てこなくなったくらい作品世界に浸かれています。きっと独特で、でも幅広く楽しんでもらえるようなドラマになっていっていると思います。夏の暑さに負けず、ケガに気を付けて頑張っていきます。ぜひ、よろしくお願いします」

○高橋侃(塚田竜馬/つかだりゅうま役)
「山岸監督とご一緒出来る事、素敵なキャスト、チームとこのドラマを作っていけることに興奮しました。脚本家の此元和津也さんの作品の世界の中でお芝居できる事とてもうれしく思いましたし、初めて台本を手にした時捲る手が止まりませんでした。全12話の台本をとんでもないスピードで読み切りました(笑)。僕が演じる塚田というキャラクターは普段パンクバンドのドラマーをしていますが、そこでドラムをただしている事に満足している様な、いじられキャラのシナントロープのバイトリーダーです(笑)。見ていただく皆さんがこの作品に没入して見ていただけるようにキャスト、スタッフ一丸となり撮影に挑んでいます。是非楽しんでいただけたらうれしいです」

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