AmBitious、初の全国ツアー 「スーパーパフォーマンス特化型アイドル」とファンにアピール

関西ジュニアのAmBitiousが9日、Kanadevia Hall(TOKYO DOME CITY HALL)でグループ初となる全国ツアー「AmBitious LIVE 2025 初めまして全国ツアー AmBitiousをよろしくお願いシャス。」の東京公演を開催。全12都市で全45公演実施し、約8万4000人を動員する。少年隊からAぇ! groupまでの先輩の楽曲や関西ジュニアの楽曲など全33曲で、“今のAmBitious”を表現した。

全33曲を披露した
全33曲を披露した

全12都市全45公演で約8万4000人を動員予定

 関西ジュニアのAmBitiousが9日、Kanadevia Hall(TOKYO DOME CITY HALL)でグループ初となる全国ツアー「AmBitious LIVE 2025 初めまして全国ツアー AmBitiousをよろしくお願いシャス。」の東京公演を開催。全12都市で全45公演実施し、約8万4000人を動員する。少年隊からAぇ! groupまでの先輩の楽曲や関西ジュニアの楽曲など全33曲で、“今のAmBitious”を表現した。(取材・文=水谷賀奈子)

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 2000年の時を経て現代に目を覚ましたAmBitiousが「完成させた者の願いが叶う」と言われる塔の完成を目指す、というストーリー仕立てになっている本公演。白の衣装と髪にはエクステをつけ、今までにない“人間を超越した存在”として登場した7人。1stブロックでは、『Ride』『アンセム』などをスパークラーを使った演出と「What’s up 東京?」「手を挙げろ!」といった呼び掛けでスタートし、盛り上がりはどんどん加速していった。

 中盤では、デニムにスカジャンなどのストリートコーデから黒のタキシードへと衣装チェンジし、また違った雰囲気に。『Hey Hey おおきに毎度あり』では、ファンにその場で手を使った簡単な振りをレクチャーして一緒に踊り、会場は一つになった。

 MCタイムに入ると、ツアー中のホテル宿泊における部屋割りの話題に。「誰と一緒の部屋になりたいか」を指差しで投票。すると、メンバーの浦陸斗は「集合時間の2時間前に、なにわ男子の楽曲『サチアレ』のアラームで起床していること」が明らかになるなど、笑いの耐えない時間となった。

メンバーカラーの衣装でパフォーマンスも
メンバーカラーの衣装でパフォーマンスも

新曲『耽美-TANBI-』を披露

 後半は、メンバーそれぞれが歌いたい楽曲を発表し、ルーレットで選曲する日替わり曲からスタート。この日は、井上一太が選ばれて『Real Face』をパフォーマンスした。歌い終えると井上は「襟足伸びた気分やな~」と“平成アイドル”気分でご満悦の様子だった。

『halfmoon』『君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか』では、大内リオンがピアノを弾き、岡佑吏がコンテンポラリーダンスを踊り、他のメンバーが切なく歌い上げた。

 さらに『Aッ!!!!!!』『がむしゃら行進曲』では、ステージを降りたメンバーがファンと“ゼロ距離”で手作りうちわに応えるなど、ファンにはたまらない空間となっていた。

 6thブロックでは、紫が基調となった新衣装に身を包み、高みを目指し続けるAmBitiousの野心や情熱をオリジナル曲で体現。『Reach for the sky』『Ride』に加えて、新曲『耽美 -TANBI-』を披露した。大人っぽい歌詞と緩急あるダンスでファンを魅了。グループの武器とするダンスで始まりダンスで終わる、らしさあふれるセットリストで本編は終了した。

 まもなくして始まったファンによる“アンビコール”に応えるべく、アンコールでステージに再登場した7人。夏と関西感が全開の『罪と夏』『KANSAIサマー』『関西アイランド』でファンと最高の夏の思い出を作った。最後に、真弓孟之が「いつも声援ありがとうございます。壁とかもあると思うけど、この7人とみんなとなら乗り越えられる気がしています。僕たちのこと信じて一生ついてきてください」と会場を見渡した。永岡蓮王もまた「これが、今後、日本を揺るがすスーパーパフォーマンス特化型アイドルです! 全力で頑張るので、これからもついてきてください」とファンに言葉を送り、7人はステージを後にした。

次のページへ (2/2) 【写真】AmBitiousのライブアザーカット
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