復活『爆笑レッドカーペット』キャスティングは「懐古主義になりすぎないように」 総合演出が自信「今の時代に合う」
お笑い界に空前のショートネタブームを巻き起こしたフジテレビのバラエティー番組『爆笑レッドカーペット』が、11日『真夏の最新ショートネタ60連発!大復活SP』(午後6時30分)として11年ぶりに復活する。同番組に総合演出として携わり、テレビプロデューサー、演出家として『THE MANZAI(第2期)』『ENGEIグランドスラム』『ザ・ベストワン』など、数々の人気バラエティー番組を手掛けてきた藪木健太郎氏が合同取材会に参加し、復活の裏側や番組への思いを語った。

オードリーら往年の常連芸人から新世代芸人が渾身のショートネタを披露
お笑い界に空前のショートネタブームを巻き起こしたフジテレビのバラエティー番組『爆笑レッドカーペット』が、11日『真夏の最新ショートネタ60連発!大復活SP』(午後6時30分)として11年ぶりに復活する。同番組に総合演出として携わり、テレビプロデューサー、演出家として『THE MANZAI(第2期)』『ENGEIグランドスラム』『ザ・ベストワン』など、数々の人気バラエティー番組を手掛けてきた藪木健太郎氏が合同取材会に参加し、復活の裏側や番組への思いを語った。
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番組を復活させる経緯について、「僕にとってフジテレビは古巣、昨年末くらいからの一連の出来事を受けて、ずっとやきもきしていたんです。フジテレビが好きなので、何かできることがないか考えて、現場には『変わるチャンスだよ』と話をしていました」とコメント。「今年の春に『もう1回やるんですけど、協力してくれませんか?』と連絡があり、僕としても『レッドカーペット』をやりたい、今の時代に合うと思っていたので参加させていただきました」と話した。
番組復活のニュースは、大きな注目を集めている。令和の時代に合う理由を聞くと、「YouTubeのショート動画やTikTokで、よく『レッドカーペット』の切り抜き動画が流れてくるんです。1分で最後までネタを見られるというのは、今の時代に合うのだろうと感じていました」と言及した。
今回の大復活SPでは、狩野英孝、柳原可奈子、オードリーら往年の常連芸人から、初登場となる『THE SECOND 2025』王者のツートライブ、『R-1グランプリ2025』チャンピオンの友田オレ、バッテリィズ、真空ジェシカら新世代芸人まで、総勢60組が渾身(こんしん)のショートネタを披露する。
キャスティングについては、「懐古主義になりすぎないように、でも良さは見せつけたいと思ってキャスティングしました。新しい人も入れたかったし、『これこそ“レッドカーペット”!』という人も見たい。第一線で活躍してくれるけど、まだ『レッドカーペット』に出てくれるんだという方にも出演していただいています」と話し、一世を風靡(ふうび)したレッドカーペット芸人には、「一発屋と言われる方もいますが、ぶっとい一発なんです。5GAPとかザ・パンチも、ドでかい強力な武器を持って日々戦っている感じはたくましい。ゴンゾーなんてタンバリンひとつ。アキラ100%もずっとパンツを履いていません。全員、分厚くなって続けている。同じネタなのに置きに来ない姿勢がすごくよかったです」とうなった。
初登場組を決めるネタ見せは、東京と大阪で実施し、300組近くの芸人が参加したという。「昔と同じように、ネタ見せだけでは終わらず、次に会った時に何かヒントになるようなものが伝えられればと思いながら、『ダメでも来てよかった』と思われるようなネタ見せを心がけました」と振り返った。
レギュラー化の可能性を聞くと、「特番であり続けたいと思っています」と回答。「なんせ『レッドカーペット』は、あまり理屈がなくて、偉そうでもなく、情報0で、ためにもならない。笑うだけなんです。終わったら『なんで笑ったんだろう?』と思うこともあります。感触だけ残って記憶にあまり残らない、そんなところが個人的にはフジテレビらしいなと思います。ただ、ゲラゲラ笑っていただきたいです」と笑顔を見せた。
【番組概要】
『爆笑レッドカーペット ~真夏の最新ショートネタ60連発!大復活SP~』
2025年8月11日(月)午後6時30分~午後9時放送
MC:高橋克実、今田耕司
スペシャルMC:西畑大吾(なにわ男子)
進行:山崎夕貴(フジテレビアナウンサー)
レッドカーペット会員(パネラー):池田美優、片寄涼太(GENERATIONS)、鈴木浩介、角田夏実、戸田恵子、原菜乃華、吉岡里帆 ※五十音順
※山崎夕貴アナの「崎」の正式表記はたつさき
