俳優の賀来賢人やバイきんぐの小峠英二、西村瑞樹らが8日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん 超華麗！灼熱のカスカベダンサーズ』の初日舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるトークを展開した。

　同作は、『映画クレヨンしんちゃん』シリーズの第32作目。灼熱の国インドを舞台に、しんのすけたちカスカベ防衛隊が奮闘するダンスエンターテインメントを展開する。

　インドの大富豪・ウルフ役で出演する賀来は「僕としてはですね、『クレヨンしんちゃん』を小っちゃい頃から見ていたので、まぁ～その世界に入れてもらえるなんて、という本当にもう、感動です。で、僕自身も今、子どもがいて、一緒に『クレヨンしんちゃん』を楽しんでいる」とニッコリ。今回のゲスト出演について「なかば、逆ゴリ押しオファーをさせていただき（笑）、この場に立たせていただき、本当に光栄に思っております」と述べた。

　インド人ガイドのウフンアハーン役の小峠は、映画の公開に先がけて、しんちゃんとインドのダンスイベントに出席。「すごかったんですよ！　しんちゃんのインドでの知名度が！　今でも、週7オンエアーを、18年間やっている。無茶苦茶な放送の仕方をしている。聞いたことない。だから知名度が100％。海沿いをオープンカーで2人で走ったりすると、もうすごい。老若男女、子どもたちが後ろから『しんちゃーん！』と追いかけてくる。僕は隣で座ってて、僕はそのときオレンジのTシャツか何か着ていて、インドの坊さんかセキュリティーが座ってるくらいの感じで、とにかくすごかった」と回顧。

　続けて、現地で夜にクラブへ飲みに行ったと明かして「最終日にうちのマネジャーと2人で『酒飲みに行こうか』みたいな感じで、インドの音楽が鳴っている普通のクラブに行ったんですよ。酒飲んでベロベロになって、インドの若者4人が『一緒に踊ろうぜ』となり、一緒に踊ったんですよ。踊っていたら『ところで、お前は何しにインドに来たんだ？』と言うから、『クレヨンしんちゃんの映画が、今度インドが舞台で、声優やってんだ』と言ったら、『ウォ～！』と（ハイテンションになった）。で、友達とかに『こいつ、クレヨンしんちゃんの声優やるらしいぞ！』と持ち上げられて、胴上げされた」と語り、会場を驚かせた。

　同舞台あいさつには山寺宏一、速水奨、小林由美子、佐藤智恵、森川智之、こおろぎさとみ、橋本昌和監督も出席した。