仲野太賀、父・中野英雄との共演に「まじかー」 同じシーンでの演技は初「人生で初めて2人でお酒を飲みました」

俳優の仲野太賀が8日、都内で行われたNHKスペシャル『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』(前編:8月16日午後9時~9時59分、後編:8月17日午後9時~9時59分)の会見に、池松壮亮、中村蒼と共に出席。父である中野英雄との共演について語った。

会見に出席した仲野太賀【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した仲野太賀【写真:ENCOUNT編集部】

16日から放送のNHKスペシャルで共演

 俳優の仲野太賀が8日、都内で行われたNHKスペシャル『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』(前編:8月16日午後9時~9時59分、後編:8月17日午後9時~9時59分)の会見に、池松壮亮、中村蒼と共に出席。父である中野英雄との共演について語った。

 本作は、猪瀬直樹氏のロングセラー『昭和16年夏の敗戦』を原案としたドラマ。1941年4月、日本中から首相直属で集められた若きエリートたちが模擬内閣を作り、日本がアメリカと戦った場合のあらゆる可能性をシミュレートしていた実在していた首相直属の組織・総力戦研究所に着想を得ている。政治記者で、模擬内閣では「内閣書記官長兼情報局総裁」を担当する樺島茂雄を仲野太賀、陸軍少将の武藤章を中野英雄が演じる。

 これまで、本作と同じ石井裕也氏が監督した『愛にイナズマ』で共演経験はあるものの、同じシーンで演じたことはなかったという仲野。「最初に共演を知ったときは『まじかー……』と思いました」と驚いたことを明かし、「なかなか今まで縁がなかったので、初めて同じ空間・同じシーンの中で共演するというのは不思議な感覚になりました。いざ撮影の日、それぞれセットの中で『仲野さんここ座ってください、お父さんここ座ってください』と指定されたのが父と僕が真正面の位置で、これは誰かのいたずらかなと思いました」と笑い、「とてもお世話になっている石井監督のもとでこのような機会があって感慨深いです」と心境を語った。

 撮影の前日に、親子2人で飲みに行ったことも明かし、「2人でお酒を飲むというのも人生で初めてだったので、こんなタイミングで心の通わせがあると思わず……。何を話したかは酔っぱらって覚えていないのですが、ただただ楽しかったです」と笑顔で振り返った。

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