岡部麟、初の個展開催で「3キロくらい痩せました」 こだわりは「エイトの日に絶対にやりたい」
元AKB48でタレントの岡部麟が、自身初の個展『S×G GARDEN』を神奈川県のSUPERNOVA KAWASAKIで開催。8日に同所で取材会を行い、夢をかなえた心境を語った。

AKB48時代に手掛けた作品も多数展示
元AKB48でタレントの岡部麟が、自身初の個展『S×G GARDEN』を神奈川県のSUPERNOVA KAWASAKIで開催。8日に同所で取材会を行い、夢をかなえた心境を語った。
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本展では、AKB48時代に手掛けたツアーのタイトルロゴやアート作品が約50点、アイドル卒業後、個展のために描いた作品が約15点の計65点ほどを展示。初披露となる『S×G GARDEN』は、2人のキャラクターの出会いや別れ、友情をテーマとし、主にテクスチャーアートを用いて表現した作品となっている。
個展の開催が夢だった岡部は、「10年くらいAKB48のロゴを描かせていただいて、個展をやりたいと目標に掲げてきました。ずっとできなくてやるやる詐欺みたいな感じになってしまっていたので、うそにならないでよかったです」と笑顔。「こんなに個展って、いろんなところに時間もコストもかかるだと感じて、いろんな発見があり勉強にもなりました。とにかく、赤字にならないでくれと思っています」と切実に願った。
AKB48時代に所属したチーム8の特別な日“8月8日=エイトの日”にスタートを切ることになり、「エイトの日に絶対にやりたいと一番こだわっていました。8月8日に始められるよう腹をくくって作品を作りました」とコメント。1か月半という短期間で新作を完成させ、「夜中にずっと描いていて、朝の10時に寝る生活をしていました。家の中は画材もすごいし、養生も貼っていたりしたので歩けない状況でした」と振り返った。
AKB48を卒業して1年4か月が経ち、「今までは秋元康さんがプロデュース、スタッフさんが企画してくださって、自分たちからアイデアを出して実現することはあまりなかった。今は自分をプロデュースしてくれる人がいない。自分で発信をしたり、やりたいことを伝えて実現する。自分から動いて行かないと何も始まらないんだと気づきがありました」と変化を語り、「グループ時代は何をするにも隣にメンバーがいてくれて、それが当たり前だった。個展は自分が1人で戦わないといけないから。この10年間の経験があっても、今日を迎えるまですごく怖いと思いました。早い時間にベッドに入っても明るくなるまで眠れなくて、それくらい不安で今日を迎えました」と告白した。
会場作りを終えるまで不安が続いたそうで、「ずっとお腹が痛くて、制作期間で3キロくらい痩せました。ご飯が食べられなくて。なんとかなって、昨日の夜はうれしいなと思って夢見心地の状態でした。今もふわふわしています」と心境を語り、今後に活動については、「何か1つだけではなく。たくさんのことに挑戦しながら、やっていきたいというのが自分の夢でした。作品を作り続け、歌い踊り続け、演技もやらせていただき、多方面で活躍できたらいいなと思っています」と語った。
個展『S×G GARDEN』は、8日から10日の3日間、SUPERNOVA KAWASAKIで開催される。
