俳優・今田美桜が主人公・のぶを、北村匠海が柳井嵩を演じるNHK連続テレビ小説『あんぱん』（月～土曜午前8時）の第95回が8日に放送され、嵩がカフェで打ち合わせをしていた手嶌治虫（眞栄田郷敦）に声をかけられる様子が描かれた。SNSでは眞栄田の演じる手嶌に「ちゃんと手塚治虫さんぽい」「似ている」といった声や「カッコイイ」と声が飛び交った。

「1000人の中の1人に選ばれた」　成金イメージが先行する有名社長の“本当の顔”

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

『あんぱん』の第95回では、嵩は手嶌治虫に声をかけられる。手嶌は嵩の靴のひもがほどけているのを見つけ、ほどけない結び方も教えてくれた。いたたまれない気持ちになり会社に戻った嵩は退職届を提出する。一方のぶは、鉄子（戸田恵子）に意見して怒らせてしまう。落ち込んで家に帰ると、登美子（松嶋菜々子）が待っていた。嵩が三星百貨店を辞めると聞き、考え直すよう訴える登美子に、帰宅した嵩は「僕たちの人生に立ち入らないでくれ」と声を荒らげる展開に。その後、嵩とのぶ2人で会話。ラストは、手嶌に比べ、自分はちっぽけと言う嵩に、のぶは「うちには分かる。ちっぽけな嵩がいつか天才もビックリするような作品を作る」と優しく言う様子が描かれた。

　SNSでは靴のひもを結んでくれた手嶌に「優しい」「いいやつ」「親切」という声が上がり、演じる眞栄田に「ちゃんと手塚治虫さんぽい」「似ている」「似合う」「想像より似ている」という声が飛び交った。また「カッコイイ」「男前」「幸せな朝」「うれしい朝」「もっと見せて」という声もあった。

『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルに戦前から戦後の激動の時代を生き抜く夫婦を描く物語。