俳優の芦田愛菜が主演を務める『24時間テレビ 48 ドラマスペシャル』（30日午後9時すぎ予定）の正式タイトルが『トットの欠落青春記』に決定したことが8日、発表された。あわせて、芦田演じる黒柳徹子の母・黒柳朝を尾野真千子が演じることも明らかとなった。

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　ドラマの舞台は1946年。戦後間もない時期に、子どもの頃から落ち着きがなく興味のあることに没頭する性格だった徹子が、女学生時代にも数々のハプニングを巻き起こしながら、自分だけの才能を見つけようと模索していく姿が描かれる。オペラ歌手、チェリスト、演出家、音楽評論家など、次々と挑戦を続けながらも「なりたい自分」にはなかなか出会えずにいた徹子を、両親が辛抱強く見守り支えていく。

　戦後の混乱期に東京で娘の徹子を温かく見守り続けた母・朝を、尾野が力強く演じる。黒柳家母娘の撮影は2人だけの夕食シーンからスタート。徹子の両親がどのように出会い、結婚に至ったのかが描かれるエピソードとなっており、撮影は終始和やかな雰囲気の中で行われたという。

　やがて徹子が見つけた「たった1つの大きな夢」とは、女優でもタレントでもない意外な道だった。挫折や失敗を繰り返しながらも、自分探しを諦めなかった黒柳徹子の半生を描いたドラマとなっている。

　尾野のコメントは下記の通り。

「暑い暑い日々が続いておりますが、皆様いかがおすごしですか？　私はこの度、黒柳徹子さんの母親役を演じさせていただくことになりました。いろんなトットちゃん関連から、なんとなくのお母様のイメージを膨らませてまいりましたが、まだまだわからないことだらけです。ですので、愛菜ちゃんや夫役になる方と共に私達の黒柳家を楽しく作っていこうと思います。楽しみにしていてくださいね」