俳優の蒼井優が6日、都内で行われた映画『ふつうの子ども』（9月5日公開）の完成披露上映会に嶋田鉄太、瑠璃、味元耀大、風間俊介、瀧内公美、呉美保監督とともに出席した。同作にまつわるトークで会場を盛り上げた。

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　同作は、現代日本に生きる子どもたちと、彼らと同じ時間に向き合う大人たちに?フォーカスした完全オリジナル新作映画。平凡な小学生たちの日常に訪れた刺激的な冒険の日々、人間ドラマを描く。

　主人公・上田唯士（嶋田）の母親・恵子を演じた蒼井は、子どもたちとの共演についてたずねられると、壇上でも自由奔放にふるまう嶋田を横目に「やっぱり一番にケアしていかないといけない。撮影をスムーズに進めるためにも、子どもはすごく大切にしないといけないというので、『よし！』と思って、お芝居をやる上でも、スムーズにお芝居ができるように、と思って色々考えて行ったんですけど、なにせ息子がこういう子ですから（笑）、本当に伸び伸びしてくれていた」とニッコリ。

　続けて蒼井は「（瑠璃、味元耀大の）2人とのシーンはほとんどなくて鉄太君がずっとだった。鉄太君が現場の空気を作ってくれていた。『あ、こんなに楽に、一緒にお芝居させてもらえる子がいるんだな』と。鉄太君は本当に、どういう子なのかインタビューしたいくらい。なんでこんなお芝居なんだろう」と驚きを隠せない様子だった。

　嶋田は小声で「普通の子ですよ」とヒソヒソ。会場の笑いを誘う姿を見て、蒼井は「さすがでございます」と笑みをこぼした。

　蒼井の印象を問われて嶋田は「すごい優しかったですよね、やっぱりね～！　優しかったんですよ、本当に。とにかく優しかった」と声を上げ、再び会場の笑いを誘った。

　蒼井は2022年、夫で南海キャンディーズの山里亮太との間に第1子となる女の子を出産している。