渡辺謙、恩人のケイダッシュ会長・川村龍夫さんを偲ぶ「潔い最期だったのだと」 ハリウッド進出を後押し

7月30日に亡くなった大手芸能事務所・ケイダッシュ代表取締役会長、川村龍夫さん(享年84)の通夜が5日、都内の護国寺 桂昌殿で執り行われた。渡辺謙、堺正章、郷ひろみ、和田アキ子らが参列。祭壇には、2016年6月に浦安の三社祭で神輿を担いだ際に撮影された写真が遺影として飾られた。囲み取材に応じた渡辺は、「らしい最期を迎えられたんだ」と故人を偲んだ。

参列した渡辺謙【写真:ENCOUNT編集部】
参列した渡辺謙【写真:ENCOUNT編集部】

21年間所属「あったかい気持ちにさせてくれる方」

 7月30日に亡くなった大手芸能事務所・ケイダッシュ代表取締役会長、川村龍夫さん(享年84)の通夜が5日、都内の護国寺 桂昌殿で執り行われた。渡辺謙、堺正章、郷ひろみ、和田アキ子らが参列。祭壇には、2016年6月に浦安の三社祭で神輿を担いだ際に撮影された写真が遺影として飾られた。囲み取材に応じた渡辺は、「らしい最期を迎えられたんだ」と故人を偲んだ。

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 2002年から21年間、ケイダッシュに所属した渡辺は、川村さんのバックアップでハリウッド進出を果たした。報道陣の前に立った渡辺は、「京都で満面の笑みで会食している写真を見せていただいて、川村さんらしい最後だなと思いました。遺影もそうなんですけど、人を朗らかにさせてくれる、あったかい気持ちにさせてくれる方でした」と振り返り、「もちろん残念ではありますが、潔い最後だったのだと思いました」と話した。

 恩人との別れに、「本当は夏、一緒にご飯を食べたかったのですがかなわなかった。今、こうして仕事をできているのは、川村さんのおかげなので、そういう意味では残念ではありますが、らしい最期を迎えられたんだと思って、お疲れ様でした。ありがとうございましたという気持ちです」と感謝の思いを伝えた。

 川村さんは立教大に在学中、ジャッキー吉川とブルー・コメッツの前身グループ・鹿内タカシとブルー・コメッツで活動していた鹿内に依頼され、マネジャーを務めたことが芸能界に関わるきっかけになった。その後、ブルー・コメッツの所属事務所・大橋プロダクションに入社。田辺エージェンシーに転職後もらつ腕を発揮。1993年、ケイダッシュを設立させてからは高橋克典、坂口憲二ら多くのタレントを育てた。

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