「普通のおじいちゃんじゃないんだ…」 元総理の祖父「誰より自由を尊重してた」教育方針を孫・宮澤エマが回顧
俳優の宮澤エマが1日、TBS系『A-Studio+』(金曜午後11時)に出演。祖父との思い出を振り返った。

第78代内閣総理大臣の祖父・喜一さんとの思い出
俳優の宮澤エマが1日、TBS系『A-Studio+』(金曜午後11時)に出演。祖父との思い出を振り返った。
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アメリカ人の父を持つ宮澤は、大学3年時に英国・ケンブリッジ大学へ留学した才女。姉は米国・ハーバード大学卒業で、米国在住の姉はアパレル会社、母はジュエリー会社を経営しているという。
宮澤は「強い母と強い姉がいたので。姉が優等生の道を行ってくれたので、下の子として自由にやらせてもらったのかなっていうのはありますね」と感謝。MCの笑福亭鶴瓶が「あんまりお母さんにも怒られなかったんやろ?」と聞くと、「はい。上手に逃げてました」と笑った。
そんな母の父、つまり宮澤の祖父は第78代内閣総理大臣の宮澤喜一さん。鶴瓶が「お母さんもお母さんで、宮澤(喜一)さんに怒られてんのかなって思ったら、カギ渡されてて。『好きな時に帰ってこい』って言うて。『門限なんて、意味ないよ』って。あの総理大臣が言うてて……」と事前取材での話を振ると、宮澤は「はい。めっちゃ自由な人だった。誰より自由を尊重してた」と説明した。
続けて、鶴瓶が「たまごっちが流行った時に、宮澤喜一さんと一緒に買いに行ったんやってな?」と確認した際には、「ありましたね」と返答。「私が欲しいって言っていたら、急に祖父が『誕生日プレゼントを一緒に買いに行こう』って言って。本当、そんなこと言われたことがなかったですし、それ以降もないんですけど、なんか気分が乗ってたのか……」と述べた。
これを受け、鶴瓶が「宮澤喜一が並んでんねんで。すごいよ」と驚くと、宮澤は「原宿の街を歩いてると、人が振り返って。だんだん道が開いていくんですよね。やっぱりSPさんとかいらっしゃるので……」と回想。「あんまり祖父と、そういう風に街に繰り出すことがなかったので、その時に初めて、あっ! この人やっぱり、普通のおじいちゃんじゃないんだなって」と懐かしみ、「そらそうやろ! 国を動かしてたんやから!」とツッコまれる場面もあった。
