向井理、劇団新感線出演は4年ごと「オリンピック感覚」 31年ぶり“全員集合”で「夢見ているよう」
俳優の向井理が30日、都内で開催された2025年劇団新感線45周年興行・秋冬公演チャンピオンまつり いのうえ歌舞伎『爆烈忠臣蔵~桜吹雪 THUNDERSTRUCK』の製作発表に、古田新太とともに出席。同作への出演を喜んだ。

『爆烈忠臣蔵~桜吹雪 THUNDERSTRUCK』製作発表
俳優の向井理が30日、都内で開催された2025年劇団新感線45周年興行・秋冬公演チャンピオンまつり いのうえ歌舞伎『爆烈忠臣蔵~桜吹雪 THUNDERSTRUCK』の製作発表に、古田新太とともに出席。同作への出演を喜んだ。
「1000人の中の1人に選ばれた」 成金イメージが先行する有名社長の“本当の顔”
同公演は、10年ぶりに「チャンピオンまつり」を掲げ、江戸時代を舞台に、歌舞伎の大名作『忠臣蔵』を上演するために愚かしいほどに芝居作りに情熱を傾け奔走する演劇人を描く。出演は、劇団の看板俳優である古田、高田聖子、粟根まことに加え、6年ぶり出演の橋本じゅん、8年ぶり出演の羽野晶紀、そして5年ぶりに出演する橋本さとしと、今や舞台だけでなく映像作品でも活躍する面々が舞台で一堂に会する。これは、演出のいのうえひでのり氏が俳優として最後に出演した作品でもある、1994年の劇団公演『古田新太之丞東海道五十三次地獄旅~ハヤシもあるでョ!』以来、実に31年ぶりのこと。
出演する心境を聞かれた向井は「(新感線は)ファンとして見ていた歴が長い。そこに参加させてもらうだけで幸せ。30年ぶりくらいの全員集合ってところで、夢を見ているようです」と感慨深い表情を見せた。出演するのは今回で3度目。「振り返ると、4年ごとに出させてもらっている。オリンピックみたいな感覚で参加させてもらっています(笑)」と笑顔を見せ、「お祭りのような作品になると思います。見て損はないと思うのでご覧ください」と呼びかけた。
今年で還暦を迎える古田は、同劇団の所属歴は41年となる。「入った当初は、こんなにロック魂の劇団になると思っていなかった。それで辞めにくくなって41年いるって感じです」と話し、31年ぶりの全員集合については「羽野、じゅんさん、さとしくんは本当に久しぶり。さとしくんを見るといじめたくなりますね(笑)」と笑みを浮かべた。多くの先輩らに囲まれている向井は「溜まり場で話していてもずっと病気の話で(笑)。話す内容も年齢が増しているんだなと思って、おもしろいです」と明かし、笑いを誘っていた。
この日は、高田、粟根、羽野、橋本さとし、橋本じゅん、小池栄子、早乙女太一、脚本を手掛けた中島かずき氏、演出を担当するいのうえ氏も登壇した。
